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資料2-1 全ゲノム解析等に係る事業実施準備室の検討状況について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34345.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会 全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第16回 7/226)《厚生労働省》
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3. 報告事項:臨床・患者還元

AMED研究における患者還元と事業化に向けた課題

背景

目的




「患者還元」という言葉が準備室内、各AMED研究班で何を指すのか共通化されていなかったため、目標設定が研究
班ごとに異なる
臨床・患者還元支援チームとして目標、活動内容を定めるため、「患者還元」についての認識と活動の現状について先
生方からご共有いただいた

AMED A班およびAMED國土班の現状










今後の
活動



AMED研究班では臨床への応用や事業化に向けた
データの蓄積・体制構築を目指しており、今後事業化に
向けた整理が必要
患者還元の定義が明確に定まっていないため 、各
AMED研究班で患者還元を定義し活動

患者本人への還元は、研究であることを前提と
した解析結果を説明

将来的な研究・開発による患者還元を推進す
るために、データ数拡大を目指し活動

「患者還元」の目標


「患者還元」を明確化し、各研究や事業がどの患者還
元を目指すかを共通化
1. 解析結果の説明:データ収集を行う各医療
機関において、全ゲノム解析の結果を主治医
または患者提供
2. 臨床への応用:現行の保険収載された遺伝
学的検査では検出できないが、全ゲノム解析
だからこそ実施できる検査・治療等の提供



全ゲノム解析の精度や検体採取から解析、臨床情報
収集、エキスパートパネルなどの運用はがんと難病、それ
ぞれの特性により目標が異なる

3. 研究・開発(利活用):全ゲノム解析等の
結果を基に、アカデミア及び民間にて創薬ター
ゲットの探索や開発計画策定等に活用



AMED A班およびAMED國土班の現状と「患者還元」の目標に基づいて論点を整理し、がんと難病の特性に合わせた
事業実施組織における「患者還元」の目標の検討、およびAMED研究の今後の研究方針について、各AMED研究班
と検討を実施

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