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【資料3】腎疾患対策の進捗状況と課題について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34471.html
出典情報 腎疾患対策及び糖尿病対策の推進に関する検討会(第3回 8/2)《厚生労働省》
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腎疾患対策の取組状況について



全体目標

研究班からのご発表内容等を踏まえ、それぞれの取組状況等を以下に示す。

全体目標

(a)

(b)

評価指標

現時点における評価

・市町村単位での対策の取組状況
(都道府県単位の取組も一部含まれる)

研究班HPの取組状況で評価可能

・糖尿病性腎症重症化予防プログラムを活
用する市町村数

評価可能

・紹介基準に則った腎臓専門医療機関への
紹介率

一部、評価可能
(紹介基準に沿った紹介患者の割合)

・腎臓専門医療機関からかかりつけ医等へ
の逆紹介率

一部、評価可能
(逆紹介患者数)

・地域におけるCKD 診療を担う、かかり
つけ医等の医療従事者数

一部、評価可能
(連携体制に参加したかかりつけ医数)

取組状況等


それぞれの市町村・都道府県において実情に応じた対策を一定
程度実施している。



95.5%(令和5年度)の市町村が糖尿病性腎症重症化予防の取
組を実施している。

地方公共団体の取組

CKD診療連携体制



一部の地域において、腎臓専門医療機関への紹介率の向上、腎
臓専門医療機関からかかりつけ医等への逆紹介患者数の増加及び
CKD診療連携体制に参画する医療従事者数の増加が確認されてい
る。
○ 全国の状況についての評価は現時点では困難。また、評価指標
に沿った評価が困難な事項がある。
○ CKDステージが進行してからの紹介が多く、逆紹介につながる
ケースが少ないといった意見があった。
○ かかりつけ医に対する調査において、腎臓専門医の対応につい
て「紹介してもあまり治療に変化がない」、「かかりつけ医への
説明、連絡が不十分」と言った意見があった。



(c)

新規透析導入患者数

・新規透析導入患者数について、2016年
比で、5年で5%以上減少、10年で
10%以上減少を 達成する都道府県数

評価可能

5年で5%以上減少を達成した都道府県数は、実数ベースで12
道県、性・年齢階級で調整した導入率ベースで18都道府県で
あった。
○ 直近の日本全国における新規透析導入患者数は40,511人(令
和3年)であり、KPIの35,000人は達成できていないが、一部の
地域では透析導入患者数が減少、全国値で見ると、近年は、ほぼ
横ばいで推移している。

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