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資料1 (10 ページ)

公開元URL https://www.digital.go.jp/councils/mynumber-all-check/ccc4719c-d557-4d61-873f-4c9627342e5d/
出典情報 マイナンバー情報総点検本部(第2回 8/8)《デジタル庁》
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が可能となり、多剤重複投薬・併用禁忌の防止など質の高い医療の実現がより
実効的に図られるようにしていく。
第三に、マイナンバーカード機能のスマホ搭載の普及を広めるとともに、ス
マホにおけるマイナ保険証機能の実装を目指す。これにより、スマホが持つ生
体認証を利用した本人確認機能を巧みに組み合わせるとともに、医療現場での
カードの読み取りを不要とする受診環境の整備を進めることで、より円滑な資
格確認ができる仕組みの構築を進める。
第四に、2026 年(令和8年)中を視野に次期マイナンバーカードの導入を目
指して、券面記載事項や電子証明書の有効期間の延長等について検討を行い、
マイナ保険証としての利便性の向上を図る。
第五に、病院における顔認証付カードリーダー端末の増設を図ることとし、
そのための支援を行う。また、顔認証付きカードリーダーの読み取り精度の向
上等、UX の改善を図る。
(5)一体化のメリットを実感いただける仕組みづくり
マイナンバーカードと健康保険証の一体化については、
① 患者本人の受診履歴に基づいた質の高い医療の実現の観点から、
・ 患者本人にとっては、自身のこれまでの薬剤服用歴等を正確かつ網羅
的に医師等に説明する手間を省きつつ、マイナンバーカードの利用者証
明用電子証明書による電子的かつ確実な本人確認と同意取得により提
供される過去の健康・医療データに基づいた、より適切な医療を低い窓
口負担で受けることができる。さらに今後、電子処方箋が普及していく
ことで、複数の医療機関・薬局におけるリアルタイムでの処方・調剤情
報の共有が可能となり、多剤重複投薬・併用禁忌の防止など質の高い医
療の実現がより実効的に図られる
・ 医療機関・薬局にとっては、患者から問診票等で聞き取るよりも正確
かつ効果的にデータを確認できるようになり、より正確な情報に基づく
適切な医療を効率的に提供することができる
② 効率的な医療システムの実現の観点から、


医療機関・薬局や保険者にとっては、マイナンバーカードの利用者証
明用電子証明書による電子的かつ確実な本人確認と資格確認を同時に
行うことができ、なりすましによる受診のリスクや手入力による事務負
担の軽減、及び資格喪失後の健康保険証の使用等による過誤請求に係る
事務処理負担や医療機関・薬局の未収金が減少する
・ 患者にとっては、高額療養費制度における限度額を超える支払が確実
に免除されるとともに、転職時・転居時等の健康保険証の切替えや更新
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