保険局医療介護連携政策課
保険データ企画室
内線（3267）

NDBデータ提供の抜本的見直し
令和６年度概算要求額

4.2億円（4.1億円）※（）内は前年度当初予算額

※令和４年度第二次補正予算額：7.7億円（デジタル庁一括計上予算）

※ＮＤＢデータ提供の抜本的見直しのうちデジタル庁一括計上予算については、予算編成過程で検討する。

１ 事業の目的
「成長戦略フォローアップ」（令和元年6月21日閣議決定）に基づき、レセプト・特定健診情報のNDBデータベースを含め、健康・医療・介護
のデータベースを連結し、個人のヒストリーをビッグデータとして解析できる環境を整備する。複数のデータベース間の連携・分析を可能とするイン
ターフェイスの開発を行い、産学官で真に活用しやすいビッグデータの構築を目指す。2020年12月以降は、民間事業者にも第三者提供を開
始し、研究にご活用いただいている。

２ 事業の背景・概要・スキーム
令和６年度要求では、規制改革推進会議等で強く求められたＮＤＢデータの大量リモートアクセスを可能とする解析環境等を整備の上、
データを原則７日で提供するなど、これまでのデータ提供の在り方・考え方を抜本的に見直すほか、令和６年に施行される報酬改定に伴う
データの収載や、匿名医療情報等専門委で求められた医療扶助、事業者健診の健診情報等の収載データの充実、提供開始等に伴う所要の
対応を行う。
本年秋対応

【不正アクセスの監視機能の実装】
NDBサンプルデータの作成

NDB

（240億件からサンプル抽出）
HP公表（本年6月対応済）

NDBの改変などの不正アクセスの監視機能
トライアルデータ
セット

クラウド上でトライアルデータセット・
解析用に特別抽出したデータを解析可能

解析用に特別
抽出したデータ

HIC

（本年秋）

ログ履歴の管理（措置済み）
（SEによる人的監視）

３ 実施主体等

来年秋対応

【不適切利用の監視機能の実装】

特定商品・役務の広告・宣伝（マーケティング）
利用、研究目的と合致しないデータへのアクセス、
特定個人の識別等を自動検知等の機能

NDB

トライアルデータ
セット
解析用に特別
抽出したデータ

解析用に処理
したNDB
HIC

クラウド上で解析用に処理した
NDBそのものを解析可能
（来年秋）

自動的なログ監視

実施主体：国、委託事業（社会保険診療報酬支払基金等）

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