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【資料7】今後の新型コロナウイルス感染症の退院患者受入に係る特例的な評価について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35162.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第224回 9/15)《厚生労働省》
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今後の新型コロナウイルス感染症の退院患者受入に係る特例的な評価につい
て(案)
<概要・考え方>


新型コロナウイルス感染症の退院患者について、介護施設での受入促進を図ることは、退院し
た高齢者の適切な療養環境の確保や、地域の医療提供体制の確保の観点で重要である。このた
め、介護保険施設において退院患者を受け入れた場合の介護報酬上の特例的な評価※を令和3
年2月より実施してきた。
※ 介護保険施設において、退院患者(自施設から入院したものを除く)を受け入れた場合、退所前連携加算(500単位)を最大
30日間算定できる。



退院患者の受入について、当初のウイルス株と現在の状況を比較すると、以下の通り、退院時
における状態悪化の程度が比較的低くなっていると考えられる。
【関係者からのヒアリング】


当初は酸素が必要な方もいるなど、手間のかかる方が多かった



当初は退院患者であっても感染性がないと言い切れないなど、退院後の施設内での感染管
理が必要であった



当初は一般病床入院中のリハビリが出来なかったが、現在はリハビリが出来るためADLの
低下が少ない



これを踏まえ、令和5年10月以降の取扱いについて、次項の通り見直しを行ってはどうか。



また、令和6年4月以降の取扱いについては、引き続き介護給付費分科会において議論するこ
ととしてはどうか。

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