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【資料8】日本栄養士会 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35427.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第226回 10/2)《厚生労働省》
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公益社団法人 日本栄養士会

要望Ⅱ
管理栄養士による「居宅療養管理指導」における看取り期・緩和ケア・退院
後の在宅訪問回数の上限を月2回から4回へ緩和
■今後、在宅での看取りが増えていくことが予想される中5)管理栄養士による「居宅療養管理指導」
のレセプト件数は増加6)、対象のほとんどは要介護認定を受けている

■看取りやがんなど緩和ケアが必要な場合では、退院後等の病態が不安定な時期の栄養介入は、
患者と家族の心理社会的苦痛を和らげ、終末期の口から食べさせたいという想いを叶えるために必要

高齢者のエンド・オブ・ライフケア、栄養ケア・マネジメントの考え方による栄養管理を行うため
には、集中的に介入することが必要
【図1:参考】高齢者のエンド・オブ・ライフケアの栄養ケア・マネジメントの考え方(栄養管理の選択肢)
1~4の過程で病態と高齢者のニーズを把握して、個々の状況にあう栄養管理を行う
1.現在の食事・栄養の摂取量は適切か?(現在どの健康状態かを把握する)

2.食事・栄養摂取を改善することが高齢者の病症に適し、高齢者の希望であるか?
3.食事・栄養の摂取量が適切でないことはQOLに著しく影響するか?
4.適切な摂取方法を検討する
その人らしく食べることを重視する。
食事に関連する不快な身体症状(問題)を最小限にコントロールし、食事による楽しみ・喜びを最大限に
引き出せるように配慮する
出典:梶井文子:日本栄養士会雑誌Vol64特集「人生の最後の食を支援する」(公益社団法人日本栄養士会)8-11(2021)

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