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参考資料4 現場の薬剤師との意見交換会の概要 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24389.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第2回 3/10)《厚生労働省》
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薬局薬剤師のDX
 ICT技術の期待と不安

(期待)
• 各種情報が一元化されることで、予防や服薬管理に役立つデータが得られる。
• 患者の待ち時間の解消等、利便性向上につながる。
• 薬剤情報が共有されることにより、重複投薬等が確認できる。
• 患者情報が共有されることで、患者の負担軽減や必要情報の把握漏れが減ることが期待できる。
• オンライン資格確認で処方薬のみならず、OTCの購入履歴等も確認できればよい。
(不安)
• オンラインでの服薬指導では、傾聴する姿勢が伝わらず、コミュニケーションの質が低下するおそれがある。
• 必要な情報がきちんと伝わっているかどうかの確認がしづらい。患者側から接続を切られる可能性がある。
• 患者アクセスの点では留意が必要。オンライン専門薬局等、姿のみえない薬局が出現するのではないか。患者が希望した時に対応し
てもらえることを担保するルールが必要。
• 停電や通信トラブルが起きる可能性がある。
• 店舗での対応では歩き方などで患者の調子を把握することもあるが、オンラインでは確認することができない。また、オンラインでは口腔
内や皮膚の詳細な状態が確認ができず、副作用の発生を見落とす可能性がある。
• ICT技術に対応ができる薬局とできない薬局の間で格差が広がる。
• 普及率は大事。肝心のマイナンバーの普及が進まないことを懸念。
• そもそもどの程度普及するのか。導入の手間や逆にルールが複雑化して作業が増える可能性も懸念。
• ICTリテラシーの問題。高齢者が使いこなせるのか。

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