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介護保険最新情報vol.1177(「ケアプランデータ連携標準仕様 Q&A(2023年10月版)」の送付について) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「ケアプランデータ連携標準仕様Q&A(2023年10月版)」の送付について(10/6付 事務連絡)《厚生労働省》
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ケアプランデータ連携標準仕様

Q&A

2023 年 10 月版

問1
ケアプランデータ連携標準仕様(以下「標準仕様」という。)の活用によ
るデータ連携のメリットは何か。
(答)
介護サービスの利用にあたっては、サービス提供時は、居宅介護支援事業所
から居宅サービス事業所に居宅サービス計画書(1・2・3 表など)、サービス
利用票(兼居宅サービス計画)(第 6 表)【予定】、サービス利用票別表(第 7
表)を共有し、介護報酬請求時は、居宅サービス事業所から居宅介護支援事業
所にサービス利用票(兼居宅サービス計画)(第 6 表)【実績】を共有する。
その共有方法の多くは紙によるものであり、転記や手作業が発生する等、双
方にとって負担になっている現状がある。また、同一ベンダーの介護ソフトを
使用している場合はデータ連携が可能なケースもあるが、異なるベンダーの介
護ソフトを使用している事業所同士はデータ連携が行えないという課題があっ
た。
標準仕様に対応した介護ソフトから出力される CSV ファイルは、通知で示し
た形式に標準化されるため、異なるベンダーの介護ソフトを使用している事業
所間であっても、国民健康保険中央会に構築・運用中の「ケアプランデータ連
携システム」を利用する等により、円滑にデータ連携ができるようになる。
具体的には、以下のような効果が期待できる。
①居宅介護支援事業所から送付される居宅サービス計画等の情報を含むファイ
ルを居宅サービス事業所の介護ソフトに取り込むことにより、転記不要となる
ことで、取り込んだ介護ソフトでデータの再利用が可能となり、データ入力作
業およびデータ確認作業の省力化が図れる。
②居宅サービス事業所から送付されるサービス利用表(兼居宅サービス計画)
(第6表)【実績】のファイルを、居宅介護支援事業所に取り込むことによ
り、転記不要となることで、実績データ登録作業の省力化が図れると共に、取
り込んだ介護ソフトで計画データと実績データの差異をシステムでの自動確認
や、実績間違いによる請求返戻作業の削減に寄与できる。
(参考)ケアプランデータ連携システムヘルプデスクサポートサイト
https://www.careplan-renkei-support.jp/message/index.html
厚生労働省資料
介護現場における生産性向上について
~ケアプランデータ連携システム導入のねらいと期待される効果~

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