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参考資料4 肝炎研究推進戦略 (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35798.html |
出典情報 | 肝炎対策推進協議会(第31回 10/18)《厚生労働省》 |
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用 語 集
※1
核酸アナログ製剤:ウイルス増殖のための過程(=逆転写)を阻止することによって、ウイルス増殖を
抑制する薬剤。エンテカビルやテノホビルなどがある。
※2
インターフェロン:抗ウイルス効果を有する生理活性物質であり、体内で生成されるもの。これが肝炎
ウイルスの増殖抑制に大きな効果があることが判明し、同様の作用を有する薬剤が開発された。
※3
HBs 抗原:B型肝炎ウイルスの芯を被っている殻の部分で、これが陽性であれば現在B型肝炎ウイルス
に感染していることを示す。
※4
忍容性:薬物によって生じることが明白な有害作用(副作用)が、被験者にとってどれだけ耐え得るか
の程度を示す。
※5
直接作用型抗ウイルス薬:C型肝炎ウイルスが増殖する時に必要なウイルスの酵素の働きを直接抑えて、
ウイルスの増殖を抑制する経口薬。
※6
インターフェロンフリー治療:C型慢性肝疾患において、従来のインターフェロンを使用しない直接作
用型抗ウイルス薬のみで治療する治療法の総称。
※7
慢性肝炎:6カ月以上の肝機能異常とウイルス感染が持続している病態。組織学的には門脈域にリンパ
球を中心とした細胞浸潤があり、実質内に種々の程度の肝細胞壊死を認める。
※8
代償性肝硬変:肝硬変は、病理組織学的に定義された疾患概念で肝線維化等を生じることで成立する。
肝機能がよく保たれており、臨床症状がほとんどない時期の肝硬変のこと。
※9
SVR(Sustained Virological Response)
:C型肝炎に対する抗ウイルス治療時の効果判定基準のひとつ。
抗ウイルス治療終了後 24 週経過した時点で血中 HCV-RNA が陰性化した例を SVR24 という。
※10
非代償性肝硬変:自覚症状がないとされる代償性肝硬変と比較し、病状が進行し、肝性脳症、黄疸、腹
水、浮腫、出血傾向など、肝不全に起因する症状が出現する時期の肝硬変のこと。
※11
B型肝炎ウイルスの再活性化:B型肝炎ウイルスの既往感染者(臨床的には治癒の状態)が免疫を抑制
する治療等を受けた場合に、B型肝炎ウイルスが増殖して肝炎を起こすこと。
※12
肝庇護療法:肝炎等における炎症を抑える対症療法。
※13
ラジオ波焼灼療法:局所温熱療法の一種。腹部エコー検査等による観察下において、高周波であるラジ
オ波を利用した限局的な発熱作用を利用し病変の焼灼を行う治療法。
※14
分子標的薬:全身化学療法の一つ。がん細胞に特有の標的分子をねらい撃ちすることで、効果を示す薬
剤。
※15
免疫チェックポイント阻害薬:がん細胞に直接作用するのではなく、がん細胞を攻撃するTリンパ球に
働きかける免疫療法の薬剤。
※16
レセプター:受容体のこと。ウイルス感染を起こす際の生体側分子。
※17
肝線維化:肝炎に伴う肝細胞脱落部に線維が増生するもので、進行すると肝硬変になる。
※18
バイオマーカー:病気の存在や進行度、治療の効果の指標の 1 つ。体液や組織に含まれる、タンパク質
や遺伝子などの生体内の物質で、病気の変化や治療に対する反応に相関し、指標とする。
※19
※20
ゲノム:全ての核酸上にある遺伝情報のこと。
VR(Virological Response)
:B型慢性肝炎に対する抗ウイルス治療時の効果判定基準のひとつ。HBe 抗
原陽性例に対するインターフェロン治療では、治療終了後 24 週経過した時点で、HBe 抗原が陰性化する
ことに加えて、血中 HBV-DNA 量が 105 copies/ml 未満に低下した例を、HBe 抗原陰性例に対するインタ
ーフェロン治療では、
治療終了後 24 週経過した時点で 104 copies/ml 未満に低下した例を VR 例という。
※21
サルコペニア:筋肉量が減少して筋力低下や、身体機能低下をきたした状態を指す。
※22
QOL:quality of life の略語。
「生活の質」と訳されることが多い。身体的、精神的、社会的等に満足
11
※1
核酸アナログ製剤:ウイルス増殖のための過程(=逆転写)を阻止することによって、ウイルス増殖を
抑制する薬剤。エンテカビルやテノホビルなどがある。
※2
インターフェロン:抗ウイルス効果を有する生理活性物質であり、体内で生成されるもの。これが肝炎
ウイルスの増殖抑制に大きな効果があることが判明し、同様の作用を有する薬剤が開発された。
※3
HBs 抗原:B型肝炎ウイルスの芯を被っている殻の部分で、これが陽性であれば現在B型肝炎ウイルス
に感染していることを示す。
※4
忍容性:薬物によって生じることが明白な有害作用(副作用)が、被験者にとってどれだけ耐え得るか
の程度を示す。
※5
直接作用型抗ウイルス薬:C型肝炎ウイルスが増殖する時に必要なウイルスの酵素の働きを直接抑えて、
ウイルスの増殖を抑制する経口薬。
※6
インターフェロンフリー治療:C型慢性肝疾患において、従来のインターフェロンを使用しない直接作
用型抗ウイルス薬のみで治療する治療法の総称。
※7
慢性肝炎:6カ月以上の肝機能異常とウイルス感染が持続している病態。組織学的には門脈域にリンパ
球を中心とした細胞浸潤があり、実質内に種々の程度の肝細胞壊死を認める。
※8
代償性肝硬変:肝硬変は、病理組織学的に定義された疾患概念で肝線維化等を生じることで成立する。
肝機能がよく保たれており、臨床症状がほとんどない時期の肝硬変のこと。
※9
SVR(Sustained Virological Response)
:C型肝炎に対する抗ウイルス治療時の効果判定基準のひとつ。
抗ウイルス治療終了後 24 週経過した時点で血中 HCV-RNA が陰性化した例を SVR24 という。
※10
非代償性肝硬変:自覚症状がないとされる代償性肝硬変と比較し、病状が進行し、肝性脳症、黄疸、腹
水、浮腫、出血傾向など、肝不全に起因する症状が出現する時期の肝硬変のこと。
※11
B型肝炎ウイルスの再活性化:B型肝炎ウイルスの既往感染者(臨床的には治癒の状態)が免疫を抑制
する治療等を受けた場合に、B型肝炎ウイルスが増殖して肝炎を起こすこと。
※12
肝庇護療法:肝炎等における炎症を抑える対症療法。
※13
ラジオ波焼灼療法:局所温熱療法の一種。腹部エコー検査等による観察下において、高周波であるラジ
オ波を利用した限局的な発熱作用を利用し病変の焼灼を行う治療法。
※14
分子標的薬:全身化学療法の一つ。がん細胞に特有の標的分子をねらい撃ちすることで、効果を示す薬
剤。
※15
免疫チェックポイント阻害薬:がん細胞に直接作用するのではなく、がん細胞を攻撃するTリンパ球に
働きかける免疫療法の薬剤。
※16
レセプター:受容体のこと。ウイルス感染を起こす際の生体側分子。
※17
肝線維化:肝炎に伴う肝細胞脱落部に線維が増生するもので、進行すると肝硬変になる。
※18
バイオマーカー:病気の存在や進行度、治療の効果の指標の 1 つ。体液や組織に含まれる、タンパク質
や遺伝子などの生体内の物質で、病気の変化や治療に対する反応に相関し、指標とする。
※19
※20
ゲノム:全ての核酸上にある遺伝情報のこと。
VR(Virological Response)
:B型慢性肝炎に対する抗ウイルス治療時の効果判定基準のひとつ。HBe 抗
原陽性例に対するインターフェロン治療では、治療終了後 24 週経過した時点で、HBe 抗原が陰性化する
ことに加えて、血中 HBV-DNA 量が 105 copies/ml 未満に低下した例を、HBe 抗原陰性例に対するインタ
ーフェロン治療では、
治療終了後 24 週経過した時点で 104 copies/ml 未満に低下した例を VR 例という。
※21
サルコペニア:筋肉量が減少して筋力低下や、身体機能低下をきたした状態を指す。
※22
QOL:quality of life の略語。
「生活の質」と訳されることが多い。身体的、精神的、社会的等に満足
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