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(参考資料2)「精神科医療における倫理と虐待予防について」(吉川構成員提出資料) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24234.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第6回 3/3)《厚生労働省》
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2.本協会における直近の取り組み
1)精神科看護職の倫理綱領の改正
精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築が新たな基本理念として示され、地域住
民が安心して利用できる精神科医療には、倫理面においても信頼される精神科看護職の存在
が欠かせない。本協会の倫理綱領は資格の有無に問わず精神科看護に従事するすべての人の
「社会的責任」を明示するものとして作成した。そのため、倫理綱領の改正にあたっては、
権利擁護の観点からも精神障がい者当事者に委員として参加を依頼した。
2)倫理的課題が生じた精神科医療機関(看護職員対象)への教育及び指導の提供
該当医療機関からの依頼を受けて、倫理的課題に関する評価を行い、本協会から講師を派
遣して看護職員への教育や指導を実施している。
3.隔離・身体的拘束の最小化に係る取組
行動制限最小化の検討を行うにあたっては、本協会が整理した 3 群それぞれの対象像に
応じた課題の検討および具体的な解決策の検討・実施を行うことが必要と考える。

日本精神科看護協会「行動制限最小化プロジェクト」検討資料、2013 年