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【資料1】令和6年度診療報酬改定に向けた基本認識、基本的視点、具体的方向性について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35999.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第169回 10/27)《厚生労働省》
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具体的方向性について②
視点2

ポスト2025を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療DXを含めた

医療機能の分化・強化、連携の推進


いわゆる団塊の世代が全て75歳以上となる2025年に向けて、医療機能の分化・連携や地域包括ケアシステムの構築が進められてき
たが、2025年以降も人口減少・高齢化が進む中、患者の状態等に応じて質の高い医療を適切に受けられるよう、介護サービス等と連
携しつつ、切れ目のない提供体制が確保されることが重要である。



このため、医療DXを推進し、今般の感染症対応の経験やその影響も踏まえつつ、外来・入院・在宅を含めた地域全体での医療機能の
分化・強化、連携を着実に進めることが必要である。

【考えられる具体的方向性の例】

○ 医療DXの推進による医療情報の有効活用、遠隔医療の推進
・ マイナ保険証を活用した、質が高く効率的な医療の提供
・ 医療情報の標準化、ICT の活用等を通じて、医療連携の取組を推進


生活に配慮した医療の推進など地域包括ケアシステムの深化・推進のための取組
・ 医療と介護の連携、医療と障害福祉サービスの連携の推進

○ リハビリテーション、栄養管理及び口腔管理の連携・推進


患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価
・ 増加する高齢者急性期医療のニーズや地域医療構想等を踏まえた、患者の状態に応じた適切な医療資源を効率的に提供するた
めの機能分化の推進



外来医療の機能分化・強化等

○ 新興感染症等に対応できる地域における医療提供体制の構築に向けた取組


かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師の機能の評価



質の高い在宅医療・訪問看護の確保
・ 専門性の高い看護師の活用

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