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03 資料1-1 小児に対する肺炎球菌ワクチンについて (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36248.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第21回 11/9)《厚生労働省》
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沈降15価肺炎球菌結合型ワクチンに関する論点
まとめ
【疾病負荷について】
・ 肺炎球菌結合型ワクチンの定期接種化以降、侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の総発生数の減少が維持され
ており、PCV13の有効性は維持されていると考えられる一方で、IPDに占めるPCV13でカバーされない血
清型の割合が増加している。
【有効性及び安全性について】
• 令和5年6月26日付で、PCV15について、小児における肺炎球菌による侵襲性感染症の予防を適応追加
する製造販売承認事項一部変更が承認された。PCV15は、現在使用されているPCV13と比較して、
✓ 有効性については、IPDにおける血清型のカバー率の向上が見込まれる。
✓ 安全性については、薬事審査において、PCV13と比較して差がないことが確認されている。
【接種にかかる費用について】
• 製造販売業者よりPCV15は、従来のPCV13と同価格での供給を行う意向が示されている。
【その他】
• PCV15を、PCV13と交互に接種した場合の有効性と安全性は、薬事審査において確認されている。

事務局案


PCV15が、現行のPCV13と比べてIPDにおける血清型のカバー率を向上させることから、PCV15が現行
のPCV13を上回る有効性が期待できると考えてよいか。



PCV15はPCV13と比較して有効性の向上が期待でき、安全性に差がなく、接種に係る費用が増加しない
見込みであることを踏まえ、PCV15を定期接種に用いるワクチンに位置づける方向性で検討を進めるこ
ととしてはどうか。



本日のご議論を整理した上で、基本方針部会等で更に検討を進めることとしてはどうか。

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