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03 資料1-1 小児に対する肺炎球菌ワクチンについて (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36248.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第21回 11/9)《厚生労働省》
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小児における侵襲性肺炎球菌感染症の疾病負荷
① 侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の罹患の状況(5歳未満人口10万人当たり)
〇 小児侵襲性肺炎球菌(IPD)全体での年間の累積罹患はPCV7による小児肺炎球菌定期接種化前(2008-2010年)と比較し
て8割以上の減少を維持しており、PCV13のIPD予防効果が維持されていると考えられる

侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の年間の累積罹患の変化 (5歳未満人口10万人当たり)
(/10万人)

30

25
20

15
10

5
0

PCV7
定期
PCV13
販売開始 公費助成 接種化 定期接種化

肺炎球菌髄膜炎
肺炎球菌非髄膜炎
全てのIPD
2022年における髄膜炎と非髄膜炎の
年間の累積罹患 (5歳未満人口10万人当
たり)の変化
〈カッコ内:2008~2010年との比較〉
髄膜炎
0.61 〈78.3%減少〉
非髄膜炎感染症 4.16 〈81.2%減少〉
IPD(合計) 4.77 〈80.9%減少〉

【出典・研究概要】
• 国立研究開発法人日本医療研究開発機構新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(AMED)『既存ワクチンの有用性検証および
今後の予防接種施策の向上に資する基礎的・臨床的・疫学的研究』(研究代表者 菅秀)(研究実施期間令和4年度~令和6年度)において収集
• 調査対象地域:北海道, 福島県, 新潟県, 千葉県, 三重県, 岡山県, 高知県, 福岡県, 鹿児島県, 沖縄県の1道9県
• 対象患者: 調査対象地域における生後0日~15歳未満の侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)全症例
• 研究手法:上記調査対象地域で届け出られたIPD症例から分離された菌株と臨床情報を収集。菌の同定・血清型解析は, 国立感染症研究所で実施 7