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資料1-4 アミノレブリン酸塩酸塩の「使用上の注意」の改訂について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24331.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和3年度 第3回 3/11)《厚生労働省》
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でも高いエビデンスレベルと強い推奨度が示されているが、当該注意喚起
により PDD-TURBT を断念した事例も複数報告されていること。
テトラサイクリン系抗生物質、スルフォンアミド系製剤、ニューキノロン
系抗菌剤、ヒペリシンを使用せざるを得なくなった場合に禁忌の状況下で
は最善の治療法が制限されていること。
ALA の血漿中最高濃度到達時間が投与後 0.83 時間、消失半減期は 2.27 時
間、プロトポルフィリン IX(以下「PPIX」という。)の血漿中最高濃度到達
時間が投与後 6.17 時間、半減期は 4.91 時間であり、併用禁忌期間が 2 週
間必要であるということは考え難いこと。
※ PPIX とは、生体内で ALA が代謝されることで生成する光感受性物質。
2.調査会での検討結果


国内外のガイドラインの記載状況、海外添付文書の記載状況、使用成績調査
結果、副作用報告・研究報告・措置報告の状況等を調査した結果 は以下のと
おり。

(1)光線過敏症を起こすことが知られている薬剤及び SJW 含有食品を「禁忌」
及び「併用禁忌」の項から削除し、「併用注意」の項とすることについて
「光線過敏症を起こすことが知られている薬剤」には、脳神経外科術後
に頻用される薬剤や、経尿道的手術後に感染予防として一般臨床で使用
される薬剤が含まれており、実臨床上支障を来していること。
現行「重要な基本的注意」の項において、併用薬等がある場合も含め ALA
投与後少なくとも 48 時間は強い光を避けるよう注意喚起されており、光
線過敏症のリスク低減が図られていること。
国内外の副作用報告、公表文献、教科書、診療ガイドライン等の情報か
らは、
「光線過敏症を起こすことが知られている薬剤」及び SJW 含有食品
との併用に関して、臨床上の特段の懸念がある内容は確認できないこと。
(2)
「光線過敏症を起こすことが知られている薬剤」及び SJW 含有食品との併
用を特に注意を要するべき期間について
国内外の副作用報告、公表文献、教科書、診療ガイドライン等の情報か
らは、
「光線過敏症を起こすことが知られている薬剤」及び SJW 含有食品

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