よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-2-2 海外地域別の滞在期間に関する問診について【日本赤十字社作成資料】 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36368.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和5年度第2回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

オーストラリア(参考)

Risk of variant Creutzfeldt–Jakob disease transmission
by blood transfusion in Australia
Vox Sanguinis. 2022;117(8),1016.
★オーストラリアにおけるvCJD輸血感染リスク
・世界のvCJD感染例233例の大部分が英国で報告されている。
・オーストラリアでは、1980年から1996年に英国への渡航歴のある者について供血制限を課している。この制限が解除された場合の
vCJDの輸血感染リスクを推定した。

・英国渡航・居住歴によるvCJ推定リスクは
血液製剤汚染リスク:2,990万本に1本
感染リスク
:3憶8900万例に1例
発症リスク
:14億5000万例に1例
・英国への渡航歴による供血延期を解除した場合、vCJD保因者による供
血が65年に1回起こるが、この頻度は年ごとに減少すると推定された。
・ 英国への渡航歴による供血延期を解除しても、vCJD輸血感染のリスク
は実質的に増加せず、供血者を少なくとも57,000人程度増やすことがで
きることが示唆された。

2022年7月より英国滞在歴による献血制限を撤廃
Source: https://www.eurocjd.ed.ac.uk/data and 2020 case report

12