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05参考資料1_前回のご議論 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36490.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第57回 11/22)《厚生労働省》
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第55回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
論点2

予防接種基本方針部会

主なご議論③

接種の対象者



医療施設や高齢者施設の職員に対する接種については問題がある。対象年齢が65歳以上やリスクの高い人の範囲をどこま
で明確にするのか。幅を広げることは現状適当ではないと思うが、医療従事者や高齢者施設等の従事者等への対応について
は、任意接種も含めて考える必要がある。(再掲)



接種の目的を重症化予防とした場合、重症化リスクの高い方は65歳以上だけとも限らない。個別に重症化リスクを持って
いる小児や年齢の若い方であっても、疾患のある方については重症化リスクのある方なのではないか。どういった方が重症
化リスクが高いのかを明らかにする必要がある。



費用対効果の話が出てきたので。コロナは他の病気と比べて、誰も抗体を持っていないところから始まった。接種の対象者
をどうするかによる費用対効果の検討がされるべき。



65歳以上の方(を対象とすること)についてはどなたも納得いただけると思うが、65歳以下の基礎疾患や重症化リスクの
ある方については情報が少ない。特に広島県から出てきた生データを見ていると、明らかに65歳以上と以下で大きな違い
がある。免疫ある人とない人でそれほど大きな差がないとする報告も聞く。全額無料で誰もが受けられるのは理想だが、限
られた財政状況の中では、最大の効果が得られるものを考えていく必要がある。各市町村が独自の補助をつけることは自由
だが、安定した制度ということが重要なので、65歳以上、インフルエンザと似たような対象という考え方という一定の割
り切りも必要なのではないか。



春接種は医師が重症化の可能性があると判断した場合、65歳以下は非常に接種率が低い。全額無料で受けられるというア
ナウンスをしていて、接種率がかなり低いということも考えられるので、65歳以上の重症化しやすい人、と広げても、こ
の接種率から類推するに、あまり打たないのではないか。



安全性について、ベネフィットがリスクを上回るとされているが、様々な意見もあり、どう受け止めるか。



広島県のデータは分かりやすいが、65歳以上は5歳刻みなので母数が限られている一方、65歳未満は母数が大きい。評価の
ためには他のデータもあったほうがいいのではないか。
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