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事務局 提出資料 (5 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231218/medical04_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第4回 12/18)《内閣府》
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めには、中央社会保険医療協議会の議 握していない。
論において、オンライン診療をしっか
りと活用している医師の声も反映さ
れていることが重要と考える。
中央社会保険医療協議会において
医師を代表する委員が(役員又は従業
員として)所属する医療機関のうち、
オンライン診療を実施可能としてい
る医療機関の割合をご教示いただき
たい。
2

制度上は可能だが、診療報酬上の評
価がされないものが散見される。こう
した「制度と報酬の乖離」を解消する
ための大きな仕組み設計が必要と認
識しているが、厚生労働省としてのお
考えをご教示いただきたい。

令和4年度診療報酬改定においては、初
診からの情報通信機器を用いた診療の新
設等を実施したため、基本診療料である初
再診料等は算定可能となっている。
なお、医学管理料等を含む特掲診療料
は、基本診療料が基本的な医療行為及び通
常初診時、再診時等に行われる基本的な診
療行為に対する費用であるのに対し、基本
診療料として、一括支払うことが妥当でな
い特別の診療行為に対して個別的な評価
をなし、個々に点数を設定し、それらの診
療行為を行った場合は、個々にそれらの費
用を算定することとしている。
医療技術の評価に係る見直しについては、
関係学会のコンセンサスやエビデンス等
も踏まえ、必要に応じて中央社会保険医療
協議会で議論することとなる。

3

オンラインでも対面でも、同じよう
にアウトカムを評価するということ
が大事だと考えるが、ご説明において
は評価の視点がずれており、「オンラ
インだと粗悪診療や不適切医療が多
い」というバイアスがかかっていると
感じている。
診療報酬の議論に関しては、対面診
療とオンライン診療との同等性を前
提に、包括診療とすることも将来的に
は進めていくべきではないか。単発で
アウトカムが出て単純に比較できる
ようなものばかりではないので、包括

厚生労働省としても、オンライン診療
が、安全性を担保しつつ、適切に実施され
ることが重要であると考えている。
その上で申し上げると、一般に、医療現
場においては、患者の状態に応じて、医師
が必要と判断する医療サービスが提供さ
れるものと承知している。
診療報酬については、保険医療機関等が
提供する医療サービスの対価としての性
質を有しており、個々の診療行為の公定価
格を定め、患者の状態に応じて提供された
診療に対して、出来高での算定を行うこと
を基本としつつ、保険者が請求内容の審査