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【資料04】化学物質安全対策部会について[182KB] (1 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36932.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和5年度第4回 12/20)《厚生労働省》 |
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資料 No.4
化学物質安全対策部会について
(令和5年度第1回審議
化審法第二種特定化学物質の指定等)
優先評価化学物質「α-(ノニルフェニル)-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)
(別名ポリ(オキシエチレン)=ノニルフェニルエーテル)
」(NPE)の
第二種特定化学物質への指定等について
1.背景
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年法律第117号。以下「化審
法」という。)は、化審法第2条第3項に規定する要件に該当する場合には、第二種特定
化学物質に指定し、化学物質の製造、輸入、使用等について必要な措置を講ずることとさ
れている。
「α-(ノニルフェニル)-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)(別名ポリ(オキ
シエチレン)=ノニルフェニルエーテル)」(以下「NPE」という。)は、「生態影響へ
のリスクが十分に小さいとは判断できない」との理由から優先評価化学物質に指定され、
令和5(2018)年3月より厚生労働省、経済産業省、環境省3省合同審議会1にて、リス
ク評価が行われてきた。
令和5(2023)年1月17日に開催された当該合同審議会において、NPEについては、環
境中で生分解して生成する化学物質が相当広範な地域の環境において相当程度残留してお
り、生活環境動植物の生息又は生育に係る被害を生ずるおそれがあると認められるとのリ
スク評価結果及びNPEを第二種特定化学物質に指定し、リスク低減のための対策を行うこ
とが適当である、という方針については了承された。
上記を踏まえ、令和5(2023)年9月 15 日に開催された当該合同審議会において、NPE
を化審法第2条第3項に規定する第二種特定化学物質に係る要件に該当することを確認し、
その上で、第二種特定化学物質として講じるべき措置について検討した。
この物質について、令和5年度第1回化学物質安全対策部会2にて、第二種特定化学物質
に指定すること、及び、具体的な措置を審議した。
2.化審法による対応
(1)第二種特定化学物質への指定について
リスク評価結果から、洗浄剤等開放系用途に用いられている NPE については、それ
が環境中で生分解して生成する化学物質が相当広範な地域の環境において相当程度残
留しており、生活環境動植物の生息又は生育に係る被害を生ずるおそれがあると認め
られる。
1
薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会(厚生労働省) 、化
学物質審議会安全対策部会(経済産業省)、 中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会
(環境省)
2 令和5年 10 月 17 日~10 月 23 日の間に電子メールを用いた所属委員のみでの持ち回りで審議
1
化学物質安全対策部会について
(令和5年度第1回審議
化審法第二種特定化学物質の指定等)
優先評価化学物質「α-(ノニルフェニル)-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)
(別名ポリ(オキシエチレン)=ノニルフェニルエーテル)
」(NPE)の
第二種特定化学物質への指定等について
1.背景
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年法律第117号。以下「化審
法」という。)は、化審法第2条第3項に規定する要件に該当する場合には、第二種特定
化学物質に指定し、化学物質の製造、輸入、使用等について必要な措置を講ずることとさ
れている。
「α-(ノニルフェニル)-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)(別名ポリ(オキ
シエチレン)=ノニルフェニルエーテル)」(以下「NPE」という。)は、「生態影響へ
のリスクが十分に小さいとは判断できない」との理由から優先評価化学物質に指定され、
令和5(2018)年3月より厚生労働省、経済産業省、環境省3省合同審議会1にて、リス
ク評価が行われてきた。
令和5(2023)年1月17日に開催された当該合同審議会において、NPEについては、環
境中で生分解して生成する化学物質が相当広範な地域の環境において相当程度残留してお
り、生活環境動植物の生息又は生育に係る被害を生ずるおそれがあると認められるとのリ
スク評価結果及びNPEを第二種特定化学物質に指定し、リスク低減のための対策を行うこ
とが適当である、という方針については了承された。
上記を踏まえ、令和5(2023)年9月 15 日に開催された当該合同審議会において、NPE
を化審法第2条第3項に規定する第二種特定化学物質に係る要件に該当することを確認し、
その上で、第二種特定化学物質として講じるべき措置について検討した。
この物質について、令和5年度第1回化学物質安全対策部会2にて、第二種特定化学物質
に指定すること、及び、具体的な措置を審議した。
2.化審法による対応
(1)第二種特定化学物質への指定について
リスク評価結果から、洗浄剤等開放系用途に用いられている NPE については、それ
が環境中で生分解して生成する化学物質が相当広範な地域の環境において相当程度残
留しており、生活環境動植物の生息又は生育に係る被害を生ずるおそれがあると認め
られる。
1
薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会(厚生労働省) 、化
学物質審議会安全対策部会(経済産業省)、 中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会
(環境省)
2 令和5年 10 月 17 日~10 月 23 日の間に電子メールを用いた所属委員のみでの持ち回りで審議
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