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04資料2_高齢者に対する肺炎球菌ワクチンについて (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36952.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第58回 12/20)《厚生労働省》 |
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高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの経過措置に関する論点について
まとめ
【高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの現状等】
• 高齢者に対する肺炎球菌ワクチンについては、平成26年に定期接種に位置づけ、接種の対象者を「65歳の高齢者
等」として実施しつつ、それ以上の世代についても接種機会を提供する目的で、経過措置を設けてきた。
• 2回の経過措置を経て、本来の接種対象年齢を超えた方における接種状況は65歳の方における接種率と同等程度
となっている。
【侵襲性肺炎球菌感染症の疾病負荷、ワクチンに関する知見等】
• 15歳以上における侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)全体の年間累積罹患者数は、高齢者におけるPPSV23の定期接
種化後、新型コロナ流行前までは、減少していなかった。また、高齢者における患者数も同様に減少していな
かった。
• 15歳以上におけるIPDの症例から検出された肺炎球菌の血清型において、現在利用可能な他の肺炎球菌ワクチン
と比べ、PPSV23でカバーされる割合は比較的高い。
【経過措置に関する小委における結論】
• 経過措置の終了に異論なく、基本方針部会に報告することとされた。
• 必要な周知等を進めるべきとの意見があった。
事務局案
【高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの対象者に係る経過措置について】
• 2回の経過措置(10年間)を通じた接種機会の提供の状況、高齢者に対する肺炎球菌ワクチンを取り巻く状況、
小委における議論等を踏まえ、対象者に係る経過措置を予定どおり終了することとしてはどうか。
• 今般の経過措置の終了を含め、高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの制度や対象者等について、接種を希望される
方の検討に資するよう、必要な情報提供等に取り組むこととしてはどうか。
10
まとめ
【高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの現状等】
• 高齢者に対する肺炎球菌ワクチンについては、平成26年に定期接種に位置づけ、接種の対象者を「65歳の高齢者
等」として実施しつつ、それ以上の世代についても接種機会を提供する目的で、経過措置を設けてきた。
• 2回の経過措置を経て、本来の接種対象年齢を超えた方における接種状況は65歳の方における接種率と同等程度
となっている。
【侵襲性肺炎球菌感染症の疾病負荷、ワクチンに関する知見等】
• 15歳以上における侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)全体の年間累積罹患者数は、高齢者におけるPPSV23の定期接
種化後、新型コロナ流行前までは、減少していなかった。また、高齢者における患者数も同様に減少していな
かった。
• 15歳以上におけるIPDの症例から検出された肺炎球菌の血清型において、現在利用可能な他の肺炎球菌ワクチン
と比べ、PPSV23でカバーされる割合は比較的高い。
【経過措置に関する小委における結論】
• 経過措置の終了に異論なく、基本方針部会に報告することとされた。
• 必要な周知等を進めるべきとの意見があった。
事務局案
【高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの対象者に係る経過措置について】
• 2回の経過措置(10年間)を通じた接種機会の提供の状況、高齢者に対する肺炎球菌ワクチンを取り巻く状況、
小委における議論等を踏まえ、対象者に係る経過措置を予定どおり終了することとしてはどうか。
• 今般の経過措置の終了を含め、高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの制度や対象者等について、接種を希望される
方の検討に資するよう、必要な情報提供等に取り組むこととしてはどうか。
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