よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○医科点数表における医療技術に係る項目の整理について 総ー4 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00236.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第576回 12/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医科点数表における医療技術に係る項目の整理に係る課題と論点
・ 診療報酬改定において新規に保険収載される技術数は、毎改定において100前後である一方、実臨床に
おいて実施されていない医療技術(NDBにおける算定回数がゼロあるいは10件未満)も一定程度認められ
る。
・ 厚労科研研究において、NDBオープンデータを用いて、2015年から2021年にかけての通算の算定回数が
ゼロ件あるいは10件未満の医療技術が抽出された。
・ 厚労科研研究において、算定回数が複数年に渡って算定されていないものについて、実施回数が少ない
理由としては、以下のようなことが考えられる。
1.当該治療を行う対象疾患の症例数が極めて少ない。
2.臨床現場において当該技術が、別の技術の普及等により、置き換えられている。、等
・ 算定回数が複数年ゼロかつ他の技術により置き換わっていることが考えられる技術について、学会からヒ
アリングを行った結果、削除可能という意見も認められた。
・ 診療報酬改定DXにおいては、医科点数表の簡素化もテーマとして挙げられているところ。

○ 医科(歯科)点数表における医療技術に係る診療報酬項目について、算定回数が極めて少ない
項目のうち特に他の技術により置き換えられているようなものについては、関係学会等の意向を
踏まえつつ、削除を検討してはどうか。また、一定の経過措置を置くこととしてはどうか。

7