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05 参考資料1 おたふくかぜワクチンに関するファクトシート (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37506.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第23回 1/24)《厚生労働省
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1
表 4. わが国の主なおたふくかぜワクチン
ワクチン

武田薬品工業
MMR
単味

ムンプス

Torii

Torii

Hoshino-L32

麻しん



Edmonston
Schwarz FF8

風しん



To-336

備 考

2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
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28
29
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31
32
33

1994 年
10 月 17 日
承認書返納

北里研究所
MMR
単味

阪大微生物病研究会
MMR
単味

化学及血清療法研究所
M-M-RTM II
単味

Hoshino-L32

Urabe AM9

Urabe AM9

Miyahara

Jeryl-Lynn



Edmonston
AIK-C



Tanabe



Edmoston
Enders



Takahashi



Matsuura



Wistar RA 27/3

2003 年
11 月 13 日
承認書返納

中止中

中止中

休止中

Merck Sharp
& Dohme
製品輸入申請中

3.ワクチン製剤の現状と安全性
(1)おたふくかぜワクチンの種類等
① わが国の主なおたふくかぜワクチン
2010 年現在、わが国で製造承認を受けているおたふくかぜワクチンには、
武田薬品工業株式会社(以下、武田)、学校法人北里研究所(以下、北里)と財
団法人化学及血清療法研究所(以下、化血研)の 3 製剤がある。それに加え
て、化血研は Merck Sharp & Dohme 社の MMR ワクチン(M-M-RTM II)の輸入販
売を申請中である(表 4)。
国産 MMR ワクチンは武田、北里、財団法人阪大微生物病研究会(以下、
微研会)が承認を得て 1989 年から利用された。しかし、副反応の項で説明す
る無菌性髄膜炎の発生頻度の問題から、1993 年以降は利用が中止され、そ
の後、武田と北里は承認書を返納した。微研会の単味及び MMR ワクチン
は後述する品質管理上の理由により製造が中止されている。そのため、現
在はおたふくかぜ単味ワクチンのみが任意接種用ワクチンとして年間にお
よそ 50 万ドーズが出荷されているにすぎない。


諸外国のおたふくか
表 5. 世界のおたふくかせ生ワクチン株
ぜワクチン開発の歴史 ワクチン株
遺伝子型
製造国
使用細胞
Jery-Lynn
A
米国、英国
ニワトリ胚
世界最初の生ワクチ
RIT-4385
A
米国、英国
ニワトリ胚
ン株は、Hillemann らに
Rubini
A
MRC-5
スイス
よって開発された
Urabe-AM9
B
日本
ニワトリ胚
Jeryl-Lynn 株である(表 5)。 Torii
B
日本
ニワトリ胚
この株は 1967 年アメリ
Hoshino-L32
B
日本
ニワトリ胚
カで承認され、世界で最 Miyahara
B
日本
ニワトリ胚
NK
M-46
B
も広く用いられているワ
日本
ニワトリ胚
D
ロシア
ニワトリ胚
クチン株となっている。 Leningrad-3
L-Zagreb
D
クロアチア
ウズラ胚
商業的にも成功した
Sofia-6
不明
ブルガリア
モルモット腎
Jeryl-Lynn 株をさらにプ
S-12
H
MRC-5
イラン
ラッククローニングした BBM-18
H
MRC-5
スイス
ものは RIT 4385 株と呼
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