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別紙1○新規技術(2月受理分)の先進医療A又は先進医療Bへの振り分けについて(案) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00066.html
出典情報 先進医療会議(第129回 2/8)《厚生労働省》
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や、周産期合併症の発生率を低下することができるのではないかといったポジティブな効果も
近年期待されている(Sayama S,et al.AJOG Glob Rep 2023)。
今後ますます子宮腺筋症治療における、本技術への期待や必要性が高まると考える。再度先進
医療として保険収載を目指したい。
(効果)
本技術により、月経困難症・過多月経の症状改善に寄与することが報告されているほか、病変
の範囲によっては流産率低下や妊娠高血圧腎症、子宮腺筋症による早産期前期破水の発生を低
下させる可能性がある。また、本技術施行後妊娠では周産期リスク(子宮破裂・癒着胎盤等)
が懸念されるものの、周産期管理を高次周産期施設で行うことで術後妊娠の際のリスクを回避
できる可能性がある。( Wang P-H,et al. Fertil Steril 2009, Tamura H,et al.Rprod Med
Biol 2017, Sayama S,et al.AJOG Glob Rep 2023)
(先進医療にかかる費用)
本技術に係る総費用は 1,047,510 円である。内訳は、先進医療に係る費用は 352,500 円、保険者
負担は 482,324 円、保険分の患者負担が 212,686 円となる。以上から患者負担額は 565,186 円
となる。
なお本技術の先進医療としての登録に併せ、日本産科婦人科学会 生殖内分泌小研究「子宮腺筋
症病巣除去術の患者レジストリのプラットフォーム作成小委員会」により、子宮腺筋症病巣除去
術症例の登録システムが立ち上げられ、妊娠時の子宮破裂等の合併症に関する情報を含む、長期
的予後調査を行う方針としている。

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