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資料1-7電子処方箋の進捗状況について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37830.html
出典情報 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和5年度第1回 2/9)《厚生労働省》
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電子処方箋への電子署名に対する改善策について
○ 医療現場の運用簡素化の観点から、従来のHPKIカードやスマートフォン(生体認証)に加え、マイナンバーカードを
活用し、電子カルテシステム等にログインする際に認証を行うことで(例:1日1回)、処方箋発行時等に都度カード
をかざすことを不要とする仕組みを構築中。(※1)(※2)
○ 具体的には、電子処方箋管理サービス(中央側)と連携し、昨年末(2023年12月28日)に、上記「マイナンバー
カードを活用した電子署名」機能を構築済。現在、各電子カルテベンダ等において、対応するシステム開発を
行っており、順次、各施設での実装が可能となる見込み。
(※1)医師等の資格を含んだ上で電子署名を付す仕組みは、日本医師会等が運営するHPKIの基盤により発行された電子証明書を活用。
(※2)マイナポータル経由の申請を整備し、住民票(写)等の添付書類削減や、申請から利用開始までの期間短縮、運用時の利便性向上等
を図っている。また、日本医師会認証局においては、当面の間マイナポータル経由の申請について費用減免を実施中。
<マイナンバーカードを活用した電子署名の
利用申請・運用イメージ>
利用申請

利用申請
電子署名の
利用申請

⚫ マイナポータルから利用申請し、マイナンバーカー
ドに電子証明書を紐付ける。

運用イメージ
電子カルテ・薬歴シ
ステムにログイン・
本人認証

診察・受付~調
剤・服薬指導

【電子処方箋】
処方

運用イメージ

⚫ 電子カルテ・薬歴システム等にログインする際
(例:1日1回)、マイナンバーカードをカード
リーダにかざす等の認証を行う。
⚫ 電子処方箋発行・調剤結果登録時は都度のカードを
かざすことを不要化。

導入時のメリット

電子処方箋発行・
調剤結果登録

備考

確定

※マイナポータル
から申請

⚫ (HPKIカードの発行を待たずに)医師等自身のマイナンバーカードを活用して電子署名が可能。
⚫ 利用申請の際も、マイナポータル等を活用し、住民票(写)等の添付書類が不要化。
⚫ HPKIカードリーダ購入費用の大幅低減(必要設置台数の大幅減、マイナンバーカードのカードリーダが使用可能等)。

※自動で電子署名
が付される仕組
みの構築が可能。

運用時のメリット
⚫ 電子カルテ・薬歴システム等システムにログインする際(例:1日1回)に認証を行えば※、電子処方箋発行や調剤結果登録時に電子署名を自動
で付すシステムが構築可能(従前のHPKIカードを活用したローカル署名方式では、原則としてHPKIカードをかざして都度認証が必要だった)。
8
※ スマートフォンによる生体認証も可能。