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○答申について 総-2 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00247.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第584回 2/14)《厚生労働省》
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(別添)

答申書附帯意見

(全般的事項)
1 近年、診療報酬体系が複雑化していること及び医療 DX の推進において簡
素化が求められていることを踏まえ、患者をはじめとする関係者にとって分
かりやすい診療報酬体系となるよう検討すること。
(賃上げ全般)
2 看護職員、病院薬剤師その他の医療関係職種を対象とした賃上げに係る評
価について、各医療機関における賃上げが適切に実施されているか、実態を
適切に把握した上で、検証を行うこと。また、40 歳未満の勤務医師及び勤
務歯科医師並びに薬局の勤務薬剤師、事務職員や歯科技工所で従事する者等
についても賃上げの実態を適切に把握した上で、検証を行うこと。
(医療 DX)
3 令和 6 年 12 月 2 日から現行の健康保険証の発行が終了することを踏ま
え、医療情報取得加算による適切な情報に基づく診療の評価の在り方につい
て令和6年度早期より見直しの検討を行うとともに、医療 DX 推進体制整備
加算について、今後のマイナンバーカードの保険証利用の利用実態及びその
活用状況を把握し、適切な要件設定に向けて検討を行うこと。
加えて、医療 DX 推進体制整備加算について、電子処方箋の導入状況およ
び電子カルテ共有サービスの整備状況を確認しつつ、評価の在り方について
引き続き検討すること。
(働き方改革・人材確保)
4 医師の働き方改革の更なる推進を図る観点から、医療機関全体の取組に対
する評価の在り方、タスクシフト・タスクシェアの進捗及び各医療従事者の
負担の軽減、人材確保が困難である状況の中での看護補助者の定着等につい
て、今回改定による影響の調査・検証を行うとともに、実効性のある取り組
みに繋がる評価の在り方等について引き続き検討すること。
(入院医療)
5 新設された地域包括医療病棟において、高齢者の急性疾患の受け入れ状
況、リハビリテーション・栄養管理・口腔管理などのアウトカムなどについ
て、幅広くデータに基づいた分析を行い、評価の在り方について検討するこ
と。また、地域包括医療病棟の新設に伴い、10 対 1 の急性期一般病棟につ
いては、その入院機能を明確にした上で、再編を含め評価の在り方を検討す
ること。

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