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【資料2】獣医師の届出基準(サルの結核)の変更について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37727.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第82回 2/21)《厚生労働省》
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結核に感染したサルの獣医師の届出基準の変更(案)(検査方法の追加)
インターフェロンγ遊離試験キットについて
◼ 現在、ヒトの結核検査においては、クォンティフェロンⓇTBゴールドプラス(QFT-4G)とT-スポットⓇ. TB(Tスポット)の2つの方法が用いられている。
◼ 一方、令和4年度厚生労働科学特別研究においては、以下の2種類のキットが用いられた。
① Primagam™(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)
サル用に開発された結核検査キット。

② クォンティフェロンⓇTBゴールドプラス(QFT-4G)(QIAGEN社製)
ヒトの結核検査で臨床的に用いられているが、サルの血液で使用するときはサルインターフェロンγを測定できる U-cyTech 社
製等の Monkey IFN-γ ELISA kit と組み合わせて使用する必要がある。

◼ T-スポットについては、サルの結核感染の有無を調べるために、当該キットが確定診断に用いられていることが文

献等で確認できなかったことから、今回の研究では用いなかった。
⇒以上を踏まえ、今回の改正では、研究においてサルの結核検査としての有用性が確認されたインターフェロンγ遊離
試験(上記①及び②のキットを想定)を追加することとしたい。

改正内容(案)
獣医師の届出基準の「第8 結核」の4(2)の検査方法に「リンパ球の菌特異蛋白刺激による放出インターフェロンγ
試験」を新たに追加する。
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