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【資料1-2】(2)LIFEを活用した取組状況の把握及び訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(結果概要)(案) (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》 |
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(2)LIFEを活用した取組状況の把握及び訪問系サービス・居宅介護支援事業所における
LIFEの活用可能性の検証に関する調査研究
B. モデル事業(訪問介護事業所・訪問看護事業所)
【モデル事業を通じたLIFE活用の事例(ユースケース)、LIFE活用等に関する課題等(訪問系サービス)】
◯ ヒアリング調査では、フィードバック票を用いることで、比較することによる気づきがあること、長期的な変化が
把握できること、認識のすり合わせ等に活用できることが明らかになった。
◯ 訪問系サービスでは、データ入力の利便性から、モバイル端末へのLIFE対応を望む声があった。
◯ 訪問系サービスにおける課題として、一部項目に関する評価の難しさが挙げられた。また、フィードバック票を
活用するための手引きの充実が求められていることが明らかになった。
LIFE活用の事例(ユースケース) ※一部抜粋
LIFE活用等に関する課題等 ※一部抜粋
• 似たような状態だが一方の利用者にだけ気になる点(肌がかさかさ
等)のある利用者のフィードバック票を見比べると、気になる点のあ
る利用者の方が栄養状態がよくないことが明らかになるなど、比較
することによる気付きがあった。(訪問介護)
• 身長はあまり評価することがなく、また評価自体もやや困難な項目
であった。かといって、代替項目もないのではないか。(共通)
• 毎月の変化は把握しているが、半年やそれ以上の長期的な変化が
視覚的に把握できる。(訪問看護)
• サービス担当者会議で、居宅サービス事業所や利用者との認識の
すり合わせ等に活用できる。(共通)
• 利用者のできないことができるようになった等が客観的に提示され
ると、利用者にとって良い。(訪問介護)
• 制度として示されることで、アセスメント頻度が統一され、データの
質が担保される。(訪問看護)
• 複数のサービスで同一の評価項目があるのは意味がある。差異に
ついて議論することで、各サービス利用時の利用者の心理的な側
面の変化や背景にある事象に気づけることがある。(訪問介護)
LIFE導入等の課題 ※一部抜粋
• 訪問中・移動中でもモバイル端末で入力できるとよい。(共通)
• 登録、設定の方法がわかりにくかった。(訪問介護、訪問看護)
• 事業所のIT環境に応じ、事業所側で進め方を整理する必要があり、
IT環境・ITリテラシーの差の影響が大きい。(訪問介護)
• 数値やグラフのみのフィードバック票だけでなく、その活用方法を示
した手引のようなものやデータの解釈等の記載があるとより活用で
きる。(訪問看護)
• 記録ソフトがLIFE連携に未対応だったり、紙で管理していたりするた
め、LIFEへ直接入力できず、再入力の手間、負担がある。(共通)
• 細かい項目で、気にはしていたが評価していなかった項目があり、そ
の重要性が認識できたのは良かった。一方で、身長や体重は普段、
訪問介護事業所で特に気にしている内容ではないため、他のサービ
ス等から共有できるとよい。(訪問介護)
• 施設系・通所系サービスに向けた項目だけではなく、訪問系サービ
スに向けた項目もあると良い。例えば、IADLについてフィードバック
票に記載する内容を増やすなどが考えられる。(訪問介護)
• 利用者フィードバック票について、利用者の状態像(要介護度等)を
層別化して平均と比較できれば、利用者への説明の際に利用者も
納得しやすく、自立支援に繋がりやすい。(訪問介護)
• 訪問看護では体調に関する項目が入っていると使いやすいと思う。
(訪問看護)
※訪問系サービスのヒアリング調査結果を一部抜粋
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LIFEの活用可能性の検証に関する調査研究
B. モデル事業(訪問介護事業所・訪問看護事業所)
【モデル事業を通じたLIFE活用の事例(ユースケース)、LIFE活用等に関する課題等(訪問系サービス)】
◯ ヒアリング調査では、フィードバック票を用いることで、比較することによる気づきがあること、長期的な変化が
把握できること、認識のすり合わせ等に活用できることが明らかになった。
◯ 訪問系サービスでは、データ入力の利便性から、モバイル端末へのLIFE対応を望む声があった。
◯ 訪問系サービスにおける課題として、一部項目に関する評価の難しさが挙げられた。また、フィードバック票を
活用するための手引きの充実が求められていることが明らかになった。
LIFE活用の事例(ユースケース) ※一部抜粋
LIFE活用等に関する課題等 ※一部抜粋
• 似たような状態だが一方の利用者にだけ気になる点(肌がかさかさ
等)のある利用者のフィードバック票を見比べると、気になる点のあ
る利用者の方が栄養状態がよくないことが明らかになるなど、比較
することによる気付きがあった。(訪問介護)
• 身長はあまり評価することがなく、また評価自体もやや困難な項目
であった。かといって、代替項目もないのではないか。(共通)
• 毎月の変化は把握しているが、半年やそれ以上の長期的な変化が
視覚的に把握できる。(訪問看護)
• サービス担当者会議で、居宅サービス事業所や利用者との認識の
すり合わせ等に活用できる。(共通)
• 利用者のできないことができるようになった等が客観的に提示され
ると、利用者にとって良い。(訪問介護)
• 制度として示されることで、アセスメント頻度が統一され、データの
質が担保される。(訪問看護)
• 複数のサービスで同一の評価項目があるのは意味がある。差異に
ついて議論することで、各サービス利用時の利用者の心理的な側
面の変化や背景にある事象に気づけることがある。(訪問介護)
LIFE導入等の課題 ※一部抜粋
• 訪問中・移動中でもモバイル端末で入力できるとよい。(共通)
• 登録、設定の方法がわかりにくかった。(訪問介護、訪問看護)
• 事業所のIT環境に応じ、事業所側で進め方を整理する必要があり、
IT環境・ITリテラシーの差の影響が大きい。(訪問介護)
• 数値やグラフのみのフィードバック票だけでなく、その活用方法を示
した手引のようなものやデータの解釈等の記載があるとより活用で
きる。(訪問看護)
• 記録ソフトがLIFE連携に未対応だったり、紙で管理していたりするた
め、LIFEへ直接入力できず、再入力の手間、負担がある。(共通)
• 細かい項目で、気にはしていたが評価していなかった項目があり、そ
の重要性が認識できたのは良かった。一方で、身長や体重は普段、
訪問介護事業所で特に気にしている内容ではないため、他のサービ
ス等から共有できるとよい。(訪問介護)
• 施設系・通所系サービスに向けた項目だけではなく、訪問系サービ
スに向けた項目もあると良い。例えば、IADLについてフィードバック
票に記載する内容を増やすなどが考えられる。(訪問介護)
• 利用者フィードバック票について、利用者の状態像(要介護度等)を
層別化して平均と比較できれば、利用者への説明の際に利用者も
納得しやすく、自立支援に繋がりやすい。(訪問介護)
• 訪問看護では体調に関する項目が入っていると使いやすいと思う。
(訪問看護)
※訪問系サービスのヒアリング調査結果を一部抜粋
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