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資料3-1~2   モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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資料 3-1
候補成分のスイッチ OTC 化に関する検討会議結果(案)
1.候補成分の情報
成分名(一般名)
効能・効果

モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物
花粉による季節性アレルギーの次のような症状の緩和:
鼻づまり,鼻みず(鼻汁過多)
,くしゃみ

2.検討会議での議論
※太字記載については、
「スイッチ OTC 化のニーズ等」においては必要性が高いという意見が、
「スイッ
チ OTC 化する上での課題点等」においては重要性が高いという意見が、
「課題点等に対する対応策、考
え方、意見等」においては賛成意見が、各々多かったもの。
スイッチ OTC 化のニーズ等


1日1回投与であるため、スイッチ OTC 化による利便性の向上が期待できる。



花粉症の時期には薬の入手に数時間も要する場合がある。使用経験のある方は OTC の販売を
希望するのではないか。
スイッチ OTC 化する上での課題点等

課題点等に対する対応策、考え方、意見等

【①薬剤の特性】


モメタゾンフランカルボン酸エステル水和 ○

皮膚科領域ではステロイド外用剤の効果の強

物の外用剤は、アトピー性皮膚炎診療ガイド

さによる区分があるが、耳鼻咽喉科領域ではそ

ライン 2021 において、ベリーストロングのス

のような区分は事実上ない。厚生労働省が作成

テロイドに分類されている。

している「類似薬選定のための薬剤分類(改訂
第 13 版)」においても取扱いは異なる。耳鼻咽
喉科領域の専門家の意見に基づいて検討するこ
とが必要ではないか。
(短期的課題)



局所性の副作用、特に小児での長期使用に ○
よる粘膜の菲薄化が懸念される。



年齢(小児、高齢者)を考慮し、内科的(高
血圧、糖尿病等)、眼科的(白内障、緑内障)合

全身性ステロイド剤と比較し可能性は低い

併症がないことを十分に確認すれば、副作用発

が、点鼻ステロイド剤の投与により全身性の

現を低く抑えられると考えられる。(短期的課

作用が発現する可能性がある。

題)


局所性の副作用に先行して鼻出血が認められ
る場合が多い。鼻血が出た場合には、使用を中
止し、耳鼻科を受診するよう指導するのがよい。
(短期的課題)



小児及び高齢者においては、眼症状、全身症
状に変化がないか十分に注意すべき。
(短期的課

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