（２）介護老人保健施設及び介護医療院におけるサービスの提供実態等に関する調査研究事業
【老健のみ 短期入所療養介護 利用者票（問10，12，17）】
○急性疾患に対する医療的処置を行った短期入所療養介護(老健)の利用者について、治療対象となった疾患
は「尿路感染症」が12.2％、「誤嚥性肺炎」「心不全」「脱水症」が8.6％であった。
○入所中に実施した処置は「静脈内注射（点滴含む）」 が37.6％、「経口薬投与」 が32.0％であった。
○総合医学管理加算の算定者について、主たる疾患の治癒までの状況は「入所から7日以内に治癒」が72.3％
であった。「入所から７日を超えて治療継続し治癒」が16.9％であった。
図表69

【老健】治療対象となった疾患名（複数回答）

0%
市中肺炎
誤嚥性肺炎
尿路感染症
帯状疱疹
蜂窩織炎
心不全
脱水症
褥瘡
急性腰痛症
その他
無回答

10%

20%

30%

7.1%
8.6%
12.2%

40%

50%

60%

図表70

0%

70%

経口薬投与
静脈内注射(点滴含む)
→輸液
→抗菌薬
→利尿薬
24時間持続点滴
酸素療法
経鼻経管栄養
カテーテルの管理
持続モニター
喀痰吸引(1日8回未満)
喀痰吸引(1日8回以上)
疼痛管理(麻薬なし)
創傷処置
褥瘡処置
該当なし

老健短期入所者(n=197)

0.5%
2.0%
8.6%
8.6%
1.5%
2.5%
57.9%
2.0%

図表71

【老健】 （総合医学管理加算の算定者）
主たる疾患の治癒までの状況

0%

20%

総合医学管理
加算算定者
(n=83)
入所から7日以内に治癒
治癒前に医療機関へ入院

40%

72.3%

60%

80%

16.9%

【老健】 入所中に実施した処置（複数回答）

10%

20%

30%

40%
32.0%
37.6%
30.5%

15.2%
3.6%
0.5%
9.6%
1.0%
3.0%
3.6%
6.1%
2.5%
2.0%
6.6%
3.6%

老健短期入所者(n=197)

26.4%

100%

10.8%
0.0%

入所から7日を超えて治療継続し治癒
死亡

20