よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】 評価シート(1)~(6)[445KB] (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【評価シート】
事業番号

(5)

調 査 名

認知症グループホームの例外的な夜勤職員体制の取扱いの施行後の状況把
握・検証、必要な対応の検討に関する調査研究事業
令和3年度介護報酬改定において、認知症対応型共同生活介護事業所(以下、グ
ループホーム)の夜間・深夜時間帯の職員体制について、1ユニットごとに1人
夜勤の原則は維持した上で、利用者の安全確保や職員の負担にも留意しつつ、人
材の有効活用を図る観点から、3ユニットの場合であって、各ユニットが同一階
に隣接しており、職員が円滑に利用者の状況把握を行い、速やかな対応が可能な

検 討 課 題 構造で、安全対策をとっていることを要件に、例外的に夜勤2人以上の配置に緩
和できることとしたところである。
本調査では、当該改定が夜間のサービス提供等にどのような影響を与えたか等に
ついて調査し、また、3ユニット2人夜勤体制を導入している事業所等に対し効
果実証を実施する。これらの結果から得られたデータの分析等を行い、次期介護
報酬改定の検討に資する基礎資料を得ることを目的として実施した。

検討すべき課題の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

令和3年度介護報酬改定では、例外的に夜勤2人以上の配置に緩和できることとしつつ、利
用者の安全確保やケアの質、職員の負担、人材の有効活用の観点から、施行後の状況を把
握・検証し、必要な対応を検討していくべきと明記されたところである。3ユニット2人夜
勤体制を導入している事業所等に対する実態把握の課題設定は妥当であった。

検討課題から見た対象の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

検討課題としては3ユニット2人夜勤体制を導入している事業所等に対する実態把握として
いるところだが、3ユニット2人夜勤体制の導入前の状況との比較等のため、3ユニット2
人夜勤を導入していない事業所や、ICT 機器等を活用している3ユニット及び2ユニット
の事業所も対象として選定した。

検討課題からみた方法論の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

実態把握のため、3ユニットの事業所全体に対するアンケート調査を行い、その中で3ユニッ
ト2人夜勤を導入している事業所向けの設問を別途設けた。また、3ユニット2夜勤を導入し
ている事業所、導入していない事業所のタイムスタディ等による効果実証を行うことで、夜勤
帯の業務時間や職員の変化等についても把握する等、効果的な調査手法を用いた。

結果及び結果から導かれる結論の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

結果については、制を導入している事業所自体が少なく、引き続き実態把握が必要との結論
であったものの、3ユニット2人夜勤を導入している実態を把握し、令和6年度介護報酬改
定の議論の基礎として活用できた。

5