よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


医療的ケア児とその家族に対する支援に関する調査-小学校における医療的ケアの実施体制の構築を中心として-概要 (5 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/hyouka_240308000171690.html
出典情報 医療的ケア児とその家族に対する支援に関する調査-小学校における医療的ケアの実施体制の構築を中心として-(3/8)《総務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

調査結果③ 在校時における発災への備えの状況
背景・制度等
文部科学省は、各教育委員会に対し、以下を要請
 災害時においても学校で医療的ケアが実施できるよう、医療材料や医療器具、非常食等の備蓄、電源の確保方法
などを医療的ケア児の状態に応じ、保護者とあらかじめ協議し確認しておくこと
 人工呼吸器等の医療機器を使用する医療的ケア児がいる場合には、電源の確保や日頃から必要とする医療機器の
バッテリー作動時間の確認等の点検を行うとともに、停電時の対応を学校関係者と保護者で事前に確認すること

調査結果
(待機中の医療的ケアに備えた備蓄)
学校における待機中の医療的ケアに備えた備蓄等
が行われていない状況

当省の意見
 以下について保護者や主治医等と協議の上、取り決めておくよう
求めること
医療的ケア児の在校時の発災や待機の長期化に備え、
必要な医療材料や医療器具、非常食等の備蓄・準備方法

 必要な医療材料や医療器具、非常食等を備蓄
していない(12/36小学校)



 人工呼吸器を使用する医療的ケア児が在籍して
いるが、停電に備えた非常用電源等を確保して
いない(4/7小学校)



人工呼吸器を使用している医療的ケア児等が在籍している
学校における停電時の対応



学校での待機が長期化する場合や保護者等の来校が困難
な場合を想定した対応

(待機中の医療的ケア実施に向けた取決め)
保護者自身の被災等により、すぐに医療的ケア児
の引渡しができず、学校での待機が長期化した
場合の対応を取り決めている小学校なし

 あわせて、学校での待機が長期化する場合や保護者等の来校
が困難な場合を想定し取り決めておくべき事項にどのような
ものがあるかについて、各小学校における状況も把握しつつ
検討した結果を情報提供すること
5