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資料(Ⅰ)特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官室 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38529.html
出典情報 令和5年度全国医政関係主管課長会議(3/29)《厚生労働省》
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1 . 医 療 DX の 推 進 に つ い て
(1)現状・今後の取組等

○ 医 療 DX は 、 疾 病 ( し っ ぺ い ) の 発 症 予 防 、 受 診 、 診 察 ・ 治 療 ・ 薬 剤
処方、診断書等の作成、診療報酬の請求、医療介護の連携によるケ
ア、地域医療連携、研究開発などの保健・医療・介護の各段階におい
て発生する情報やデータを、全体最適された基盤を活用して、保健・
医療や介護関係者の業務やシステム、データ保存の外部化・共通化・
標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受
けられるように、社会や生活の形を変えることと定義している。 【資
料 Ⅰ -参 4 】
○ こ の 医 療 DX の 各 施 策 を 具 体 的 に 取 り 組 む た め に 、 令 和 5 年 6 月 に
「 医 療 DX の 推 進 に 関 す る 行 程 表 」 が 取 り ま と め ら れ た 。 基 本 的 な 考
え方として、
・①国民のさらなる健康増進、②切れ目なく質の高い医療等の効率的
な提供、③医療機関等の業務効率化、④システム人材等の有効活用、
⑤医療情報の二次利用の環境整備の 5 点を実現すること
・ ま た 、 サ イ バ ー セ キ ュ リ テ ィ を 確 保 し つ つ 、 医 療 DX を 実 現 し 、 保
健・医療・介護の情報を有効に活用していくことにより、より良質な
医療やケアを受けることを可能にし、国民一人一人が安心して、健康
で豊かな生活をおくれるようになること
を目指すこととしている。
その大前提として、マイナンバーカードと保険証の一体化 があり、
現在、マイナ保険証の利用率向上に向け様々な取り組みを進めて い
る。その上で、「全国医療情報プラットフォームの構築」、「電子カ
ル テ 情 報 の 標 準 化 等 」 、 「 診 療 報 酬 改 定 DX」 を 3 つ の 柱 と し て 、 各
施 策 に 取 り 組 む こ と と し て い る 。 【 資 料 Ⅰ -参 4 ~ 5 】
○ こ の 医 療 DX を 、 ス ピ ー ド 感 を 持 っ て 進 め る た め 、 令 和 4 年 1 0 月 に
総 理 を 本 部 長 と す る 医 療 DX 推 進 本 部 が 立 ち 上 が り 、 そ し て 、 推 進 本
部幹事会での議論を経て、令和5年6月に前述の工程表が策定され、
現在、各施策について、各省庁で取組を進めているところ。

Ⅰ-参1