ま た 、 厚 生 労 働 省 に お い て も 、 チ ー ム 長 は 厚 生 労 働 大 臣 「 医 療 DX
令 和 ビ ジ ョ ン 2030」 厚 生 労 働 省 推 進 チ ー ム を 設 置 し 、 工 程 表 に 則 り
進 め て い る 。 【 資 料 Ⅰ -参 ６ 】
○ 医 療 DX の 施 策 の １ つ で あ る 「 全 国 医 療 情 報 プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 」 に つ
いては、医療機関等が患者の資格情報等を安全に確認できる仕組みと
して既に構築されているオンライン資格確認等システムのネットワー
クを拡充し、必要な保健医療情報を全国的に効率的かつ効果的に共有
できる仕組みとすることを想定している。「全国医療情報プラットフ
ォーム」を構築することで、共有可能な情報の範囲について、電子カ
ルテ情報や予防接種情報等への拡大を図るとともに、情報の共有主体
についても、医療機関や薬局に加え、自治体や介護事業者等への拡大
を図ることとしている。自治体と医療機関、そして国民とをつなぐ仕
組 み と し て 、 デ ジ タ ル 庁 に お い て PMH（ パ ブ リ ッ ク メ デ ィ カ ル ハ ブ ）
という予防接種、母子保健、公費負担医療や地方単独の医療費助成な
どに係るマイナンバーカードを利用した情報連携の仕組みの構築に取
り 組 ん で い る 。 【 資 料 Ⅰ -参 ７ 】
○ この仕組みは、マイナンバーカードを公費負担医療の受給者証や予防
接種の接種券として受診・接種できるようにするものとなる。自治体
が 、 医 療 機 関 ・ 自 治 体 連 携 領 域 で あ る PMH に 、 公 費 負 担 医 療 受 給 者 情
報 や 予 防 接 種 対 象 者 の 情 報 を 登 録 し 、 医 療 機 関 は こ の PMH か ら 受 給 者
情報や予防接種対象者情報を取得する仕組みである。モデル的に先行
実 施 す る 自 治 体 の 公 募 が 行 わ れ 、 16 の 自 治 体 で 実 証 事 業 が 行 わ れ る
こととなっており、マイナンバーカードを活用したデジタル化の取組
を さ ら に 推 進 し て い く 予 定 。 【 資 料 Ⅰ -参 ７ 】
○ また、全国医療情報プラットフォームの仕組みの１つである電子カル
テ情報共有サービスについては、
・文書情報を医療機関等が電子上で送受信できるサービス
・全国の医療機関等で患者の電子カルテ情報（6 情報）を閲覧できる
サービス
・本人等が、自身の電子カルテ情報（6 情報）を閲覧・活用できるサ
ービス
の提供に向け、令和６年度末にも準備が整った医療機関での導入を目
指 し て い る 。 【 資 料 Ⅰ -参 ８ 】

Ⅰ-参2