国立ハンセン病療養所の概要

（１）ハンセン病療養所について
国立ハンセン病療養所の入所者の平均年齢は８７．９歳（令和５年５月現在）と高齢化
が進んでおり、ハンセン病の後遺症に加え、生活習慣病等の合併症、身体機能や視覚機能
の低下等により、日常生活の不自由度の進行や医療の必要性と多様性が増している。
こうした状況を踏まえ、入所者が良好で平穏な生活を営むことができるよう、医師確保
を始めとする医療・介護体制の充実に取り組んでいる。
また、入所者が地域社会から孤立することなく、安心して豊かな生活を営むことができ
るよう、自治体との連携や施設誘致等による療養所の地域開放を行っている。
（２）国立ハンセン病療養所の現状
○ 施設数
１３か所

①松丘保養園
③栗生楽泉園

（青森県青森市）

（群馬県草津町）

②東北新生園

⑥長島愛生園

（宮城県登米市）

（岡山県瀬戸内市）

④多磨全生園
⑦邑久光明園

（東京都東村山市）

（岡山県瀬戸内市）

⑤駿河療養所
（静岡県御殿場市）

⑪奄美和光園
⑨菊池恵楓園

⑧大島青松園

（熊本県合志市）

（香川県高松市）

（鹿児島県奄美市）

⑫沖縄愛楽園
⑩星塚敬愛園
（鹿児島県鹿屋市）

⑬宮古南静園

（沖縄県名護市）

（沖縄県宮古島市）

○
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入所者数
平均年齢
職員定員
予 算 額

８１０人
８７．９歳
２，６７０人
３１５億円

（令和５年５月１日現在）
（令和５年５月１日現在）
（令和５年度定員）
（令和５年度予算）

Ⅱ-支9