また、厚生労働省ホームページについて、地域医療構想の支援策に関する掲載内
容の改善を行ったため、適宜参考にされたい。
（５）都道府県等の取組に関するチェックリスト
地域医療構想の進め方については、これまで、地域医療構想策定ガイドラインや
関連通知等で示してきたが、都道府県等において取り組む事項が多岐にわたってお
り、地域医療構想の取組状況に差が生じている。このため、都道府県等において、
これまでの取組状況を振り返り、今後、必要な取組を実施できるよう、別添 10 の
とおり、「都道府県等の取組に関するチェックリスト」を作成したので、地域医療
構想の取組についての自己評価のために適宜活用されたい。
（６）モデル推進区域（仮称）におけるアウトリーチの伴走支援
２．
（２）のとおり、厚生労働省において、全国に 10～20 か所程度のモデル推進
区域（仮称）を設定し、データ分析等の技術的支援や地域医療介護総合確保基金の
優先配分等の財政的支援を活用して、モデル推進区域（仮称）においてアウトリー
チの伴走支援を実施する。
４．重点支援区域及び再編検討区域について
重点支援区域及び再編検討区域については、「重点支援区域の申請について（依
頼）」（令和２年１月10日付け医政地発0110第１号厚生労働省医政局地域医療計画
課長通知）及び令和５年通知により活用を促しているところであるが、都道府県に
おいては、今後も地域の実情に応じて本支援の活用を積極的に検討されたい。
５．地域医療構想の取組状況の公表について
（１）地域医療構想の取組状況の厚生労働省による公表
各都道府県の本通知に基づく地域医療構想の取組状況については、随時、調査を
実施した上で、地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ等に報
告することを予定している。
（２）地域医療構想調整会議の議論の実施状況の市町村への報告等
都道府県においては、地域医療構想調整会議での議論の実施状況を公表することと
しているが、地域医療構想の推進に当たっては、市町村等と連携して、課題の解決に
向けた取組を進めることが重要であることから、当該議論の実施状況について市町村
に対して報告等を行うこと。
６．新たな地域医療構想の検討について
新たな地域医療構想については、今後、新たな地域医療構想等に関する検討会に
おいて、2040 年頃を視野に入れつつ、病院のみならず、かかりつけ医機能や在宅医
療、医療・介護連携等を含め、中長期的課題を整理して検討を進めていくこととし
ており、その検討状況については適宜情報提供していく。
【担当者】
厚生労働省医政局地域医療計画課
医師確保等地域医療対策室 計画係
03－5253－1111（内線 2661、2663）
E-mail iryo-keikaku@mhlw.go.jp
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