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参考資料10 新型コロナワクチン「ダイチロナ筋注」(第一三共株式会社)添付文書[379KB] (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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2023年12月改訂(第 3 版)
02
日本標準商品分類番号
876313
*2023年11月改訂(第 2 版)
貯法:2~8℃で保存
有効期間:7ヵ月
ウイルスワクチン類
劇薬、処方箋医薬品
注)
生物学的製剤基準
承認番号
30500AMX00171
販売開始
2023年12月
コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン
注)注意―医師等の処方箋により使用すること
*7.2 接種対象者
2. 接種不適当者
(予防接種を受けることが適当でない者)
2.1 明らかな発熱を呈している者
2.2 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
2.3 本剤の成分に対し、重度の過敏症の既往歴のある者
[8.4、11.1.1 参照]
2.4 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適
当な状態にある者
3. 製法の概要及び組成・性状
3.1 製法の概要
SARS-CoV-2のスパイクタンパク質の受容体結合ドメイ
ンをコードするDNAを鋳型として転写したRNAを精製し、
脂質ナノ粒子内に封入する。なお、本剤は製造工程でウ
シの乳由来成分(カゼインペプトン)を使用している。
*3.2 組成
有効成分
添加剤
販売名
株
1バイアル中
(7R,9Z,26Z,29R)
-18(
{
[3(ジメチルアミノ)プロポキ
シ]カルボニル}オキシ)ペン
タトリアコンタ-9,26-ジエ
ン-7,29-ジイル=ジアセター
ト(T168-1857a)1602μg、
コレステロール752.0μg、
1価:オミ
注)
MAFB-7256a
ダイチロナ
1,2-ジステアロイル-sn-グリ
クロン株
筋注
150.0μg/1.5mL
セロ-3-ホスホコリン
XBB.1.5
(DSPC)
468.5μg、1,2-ジミ
リストイル-rac-グリセロ-3メチルポリオキシエチレン
(PEG2000-DMG)177.9μg、
精製白糖154.0mg、ʟ-ヒス
チジン2327μg、pH調節剤
注)SARS-CoV-2(オミクロン株:XBB.1.5)のスパイクタンパク質の受容体結合部
位類縁体をコードするmRNA
3.3 製剤の性状
販売名
性状
pH
ダイチロナ
筋注
浸透圧比
(生理食塩液対比)
白濁した液
6.5~7.5
1.0~1.4
4. 効能又は効果
SARS-CoV-2による感染症の予防
5. 効能又は効果に関連する注意
5.1 本剤の予防効果の持続期間は確立していない。
8. 重要な基本的注意
*8.1 本剤は
「予防接種実施規則」及び「新型コロナウイルス感染
症に係る臨時の予防接種実施要領」
に準拠して使用すること。
8.2 被接種者について、接種前に必ず問診、検温及び診察に
よって健康状態を調べること。[9.1 参照]
8.3 被接種者又はその保護者に、接種当日は過激な運動は避
け、接種部位を清潔に保ち、また、接種後の健康監視に
留意し、局所の異常反応や体調の変化、さらに高熱、け
いれん等の異常な症状を呈した場合には速やかに医師の
診察を受けるよう事前に知らせること。
8.4 ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるた
め、接種前に過敏症の既往歴等に関する問診を十分に行
い、接種後一定時間、被接種者の状態を観察することが
望ましい。また、本剤接種後にショック、アナフィラキ
シーが認められた被接種者に対しては、以降の本剤の接
種を行わないこと。[2.3、9.1.6、11.1.1 参照]
8.5 ワクチン接種直後又は接種後に注射による心因性反応を含
む血管迷走神経反射として失神があらわれることがある。
失神による転倒を避けるため、接種後一定時間は座らせる
などした上で被接種者の状態を観察することが望ましい。
8.6 心筋炎、心膜炎があらわれることがあるため、被接種者
又はその保護者に対しては、心筋炎、心膜炎が疑われる
症状(胸痛、動悸、むくみ、呼吸困難、頻呼吸等)が認め
られた場合には、速やかに医師の診察を受けるよう事前
に知らせること。[11.1.2、15.1.1、15.1.2 参照]
8.7 コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン接種後に、
ギラン・バレー症候群が報告されている。被接種者又は
その保護者に対しては、ギラン・バレー症候群が疑われ
る症状(四肢遠位から始まる弛緩性麻痺、腱反射の減弱な
いし消失等)が認められた場合には直ちに医師等に相談す
るよう、あらかじめ説明すること。
9. 特定の背景を有する者に関する注意
6. 用法及び用量
追加免疫として、1回0.6mLを筋肉内に接種する。
7. 用法及び用量に関連する注意
7.1 本剤の使用
本剤は追加免疫に使用する。初回免疫には使用しないこと。
®登録商標
過去に初回免疫又は追加免疫としてSARS-CoV-2ワクチ
ンの接種歴のある12歳以上の者。SARS-CoV-2の流行状
況や個々の背景因子等を踏まえ、ベネフィットとリスク
を考慮し、追加免疫の要否を判断すること。
*7.3 接種時期
通常、前回のSARS-CoV-2ワクチンの接種から少なくと
も3ヵ月経過した後に接種することができる。
*7.4 コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン以外の
SARS-CoV-2ワクチンを接種した者に追加免疫として本
剤を接種した際の有効性及び安全性は確立していない。
[17.1 参照]
-1-
9.1 接種要注意者
(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、
健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を
慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性につい
て十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して
接種すること。[8.2 参照]
02
日本標準商品分類番号
876313
*2023年11月改訂(第 2 版)
貯法:2~8℃で保存
有効期間:7ヵ月
ウイルスワクチン類
劇薬、処方箋医薬品
注)
生物学的製剤基準
承認番号
30500AMX00171
販売開始
2023年12月
コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン
注)注意―医師等の処方箋により使用すること
*7.2 接種対象者
2. 接種不適当者
(予防接種を受けることが適当でない者)
2.1 明らかな発熱を呈している者
2.2 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
2.3 本剤の成分に対し、重度の過敏症の既往歴のある者
[8.4、11.1.1 参照]
2.4 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適
当な状態にある者
3. 製法の概要及び組成・性状
3.1 製法の概要
SARS-CoV-2のスパイクタンパク質の受容体結合ドメイ
ンをコードするDNAを鋳型として転写したRNAを精製し、
脂質ナノ粒子内に封入する。なお、本剤は製造工程でウ
シの乳由来成分(カゼインペプトン)を使用している。
*3.2 組成
有効成分
添加剤
販売名
株
1バイアル中
(7R,9Z,26Z,29R)
-18(
{
[3(ジメチルアミノ)プロポキ
シ]カルボニル}オキシ)ペン
タトリアコンタ-9,26-ジエ
ン-7,29-ジイル=ジアセター
ト(T168-1857a)1602μg、
コレステロール752.0μg、
1価:オミ
注)
MAFB-7256a
ダイチロナ
1,2-ジステアロイル-sn-グリ
クロン株
筋注
150.0μg/1.5mL
セロ-3-ホスホコリン
XBB.1.5
(DSPC)
468.5μg、1,2-ジミ
リストイル-rac-グリセロ-3メチルポリオキシエチレン
(PEG2000-DMG)177.9μg、
精製白糖154.0mg、ʟ-ヒス
チジン2327μg、pH調節剤
注)SARS-CoV-2(オミクロン株:XBB.1.5)のスパイクタンパク質の受容体結合部
位類縁体をコードするmRNA
3.3 製剤の性状
販売名
性状
pH
ダイチロナ
筋注
浸透圧比
(生理食塩液対比)
白濁した液
6.5~7.5
1.0~1.4
4. 効能又は効果
SARS-CoV-2による感染症の予防
5. 効能又は効果に関連する注意
5.1 本剤の予防効果の持続期間は確立していない。
8. 重要な基本的注意
*8.1 本剤は
「予防接種実施規則」及び「新型コロナウイルス感染
症に係る臨時の予防接種実施要領」
に準拠して使用すること。
8.2 被接種者について、接種前に必ず問診、検温及び診察に
よって健康状態を調べること。[9.1 参照]
8.3 被接種者又はその保護者に、接種当日は過激な運動は避
け、接種部位を清潔に保ち、また、接種後の健康監視に
留意し、局所の異常反応や体調の変化、さらに高熱、け
いれん等の異常な症状を呈した場合には速やかに医師の
診察を受けるよう事前に知らせること。
8.4 ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるた
め、接種前に過敏症の既往歴等に関する問診を十分に行
い、接種後一定時間、被接種者の状態を観察することが
望ましい。また、本剤接種後にショック、アナフィラキ
シーが認められた被接種者に対しては、以降の本剤の接
種を行わないこと。[2.3、9.1.6、11.1.1 参照]
8.5 ワクチン接種直後又は接種後に注射による心因性反応を含
む血管迷走神経反射として失神があらわれることがある。
失神による転倒を避けるため、接種後一定時間は座らせる
などした上で被接種者の状態を観察することが望ましい。
8.6 心筋炎、心膜炎があらわれることがあるため、被接種者
又はその保護者に対しては、心筋炎、心膜炎が疑われる
症状(胸痛、動悸、むくみ、呼吸困難、頻呼吸等)が認め
られた場合には、速やかに医師の診察を受けるよう事前
に知らせること。[11.1.2、15.1.1、15.1.2 参照]
8.7 コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン接種後に、
ギラン・バレー症候群が報告されている。被接種者又は
その保護者に対しては、ギラン・バレー症候群が疑われ
る症状(四肢遠位から始まる弛緩性麻痺、腱反射の減弱な
いし消失等)が認められた場合には直ちに医師等に相談す
るよう、あらかじめ説明すること。
9. 特定の背景を有する者に関する注意
6. 用法及び用量
追加免疫として、1回0.6mLを筋肉内に接種する。
7. 用法及び用量に関連する注意
7.1 本剤の使用
本剤は追加免疫に使用する。初回免疫には使用しないこと。
®登録商標
過去に初回免疫又は追加免疫としてSARS-CoV-2ワクチ
ンの接種歴のある12歳以上の者。SARS-CoV-2の流行状
況や個々の背景因子等を踏まえ、ベネフィットとリスク
を考慮し、追加免疫の要否を判断すること。
*7.3 接種時期
通常、前回のSARS-CoV-2ワクチンの接種から少なくと
も3ヵ月経過した後に接種することができる。
*7.4 コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン以外の
SARS-CoV-2ワクチンを接種した者に追加免疫として本
剤を接種した際の有効性及び安全性は確立していない。
[17.1 参照]
-1-
9.1 接種要注意者
(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、
健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を
慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性につい
て十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して
接種すること。[8.2 参照]