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医療の効率化に向けた領域別タスクシフト推進事業実施団体公募要領 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000193976_00063.html
出典情報 医療の効率化に向けた領域別タスクシフト推進事業実施団体の公募について(4/12)《厚生労働省》
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医療の効率化に向けた領域別タスクシフト推進事業
実施団体公募要領


総則

看護師の特定行為研修制度は、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向け、さら
なる在宅医療等の推進を図るためには、個別に熟練した看護師のみでは足りないこと
から、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により一定の診療の補助を行う看
護師を計画的に養成するために創設された制度です。
2024年4月より医師に対する時間外労働の上限規制が適用される中で、医師の働き
方改革を推進するためには、看護師の特定行為研修制度の普及を図り、タスク・シフ
ト/シェアをより一層推進する必要があります。特に週労働時間が一定水準を超える
医師の割合が多い傾向にある外科・救急・麻酔科等の個別領域においては、平成27年
3月17日医政発0317第1号厚生労働省医政局長通知「保健師助産師看護師法第37条
の2第2項第1号に規定する特定行為及び同項第4号に規定する特定行為研修に関
する省令の施行等について」に基づく領域別パッケージ研修(※)の修了者を含む特
定行為研修修了者(以下、「修了者」という。)の活用が医師の労働時間短縮に有効
であるとされており、現場の医師の理解や連携を強化することで、修了者が活動でき
る環境を整備する必要があります。
厚生労働省では、外科・救急・麻酔科等の領域別パッケージ研修に関連する分野に
おける現場の医師の理解促進及び連携強化を図るため、医学系学会(以下、「学会」
という。)において、各領域における医師向けの「特定行為研修修了者の活用ガイド」
(以下、「活用ガイド」という。)を作成し、シンポジウムの開催等を通じて活用ガ
イドの普及・周知を図ることを目指します。さらに、本事業で作成した活用ガイドを
活用し、各学会を通じて医師の特定行為研修指導者講習会の受講推進を行うことによ
って指導者の確保・育成を推進する実施団体(以下「実施団体」という。)の選定を
行うため、以下の要領で実施団体の公募を行います。
(※)領域別パッケージ研修:外科系基本領域、集中治療領域、救急領域、外科術
後病棟管理領域、術中麻酔管理領域、在宅・慢性期領域



事業の目的

本事業は、領域別パッケージ研修に関連する外科・救急・麻酔科等の各領域におけ
る医師向けの活用ガイドを作成・周知し、領域別のタスク・シフト/シェアの推進等
を目的としています。さらに、本事業で作成した活用ガイドを活用し、学会等を通じ
て医師の特定行為研修指導者講習会の受講推進を行うことによって指導者の確保・育
成を図ることを目的としています。

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