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資料4_「東北医科薬科大学の地域医療教育の取組について」(東北医科薬科大学医学部長 小澤浩司氏) (3 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00011.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(第9回 4/18)《文部科学省》
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3つの方針(ポリシー)
【学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)】
本学医学部の教育課程を履修して、所定の単位を修得した学生に学位(学士(医学))を授与します。
1. 医療人としての自覚と医師として総合的な臨床能力を身につけていること。
2. 地域医療、災害医療に貢献する強い意志を持っていること。

【入学者選抜の方針(アドミッション・ポリシー)】
1.本学医学部の使命に共感し、将来、東北地方の地域医療・災害医療に従事して、地域住民の健康を支える使命感に燃えた学生を求めています。
2.高度で専門的な知識と技能を兼ね備えながら、病める人とその家族の思いに共感できる強い意志と柔らかな心を持った医師を志す学生を
求めています。
3.高等学校等で理科、数学、英語を十分に習得し、論理的に考える姿勢と着実な学習習慣を身につけている学生を求めています。

【教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)】
1.心豊かな人間性を備え、生命の尊厳について深い理解を持つ医師を育むために、人文科学から臨床医学へ連続性ある倫理教育を実施する。
2.病める人を生活者として全人的に捉える広い視野を育むために、講義と地域での体験学習を効果的に連動させる。
3.地域医療に対する理解を深め使命感を醸成するために、同じ地域を繰り返し訪問し、多職種の医療人および地域の住民や行政と連携し
ながら学ぶ、地域滞在型教育を行う。
4.総合診療医を目指すために、地域医療の理解から総合診療力の養成へと段階的に学習する実践的な教育課程とする。
5.救急・災害医療(放射線災害を含む)に対応できる医師を養成するために、特色ある体験学習や演習科目を編成する。
6.問題発見能力、問題解決能力、自己研鑽能力を育むために、問題基盤型学習や双方向教育、グループ討論・発表などの主体的・能動的
学習を取り入れる。
7.効果的な修得のために、関連科目間の横断的および縦断的統合を図った教育課程とする。
8.アウトカム基盤型教育と適切な学習評価を実施する。
9.多様な参加型臨床実習など医学教育の国際化に対応した教育を実施する。

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