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総-4参考1○費用対効果評価の結果を踏まえた薬価の見直しについて (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00254.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第589回 5/15)《厚生労働省》 |
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(参考)ソーティクツの費用対効果評価案策定に係る主な検討事項
1. 分析枠組み
既存治療で効果不十分な尋常性乾癬 (a)(b)をそれぞれ対象とする。
分析対象集団
(a) 全身療法終了後、既存の生物学的製剤を使用していない患者
(b) 全身療法歴のない患者
(a) イキセキズマブ、リサンキズマブ、ビメキズマブのうち最も安価なもの
比較対照技術名
(評価対象技術:デュークラバシチニブ。ただし、デュークラバシチニブの効果
不十分な場合は上記の生物学的製剤に切り替える。)
(b)アプレミラスト
その他
(該当せず)
2. 分析枠組みに係る専門組織での主な検討事項
(専門組織の見解)
・ 分析枠組みについて妥当と考えられる。
(企業の不服意見)
・ なし
3. 費用対効果評価結果案策定に係る専門組織での主な検討事項
・
企業分析を踏まえ、公的分析が再分析を行った主な点は以下の通りである。なお、公的分析は
分析対象集団(b)のみを分析の対象とした。
・ 分析対象集団(b)における QOL 値の変更について
・ 分析対象集団(b)における BSC の費用の変更について
・ 製造販売業者から提示された主な論点は以下の通りである。
・ QOL 値に関する根拠について
・ 分析対象集団(a)における ICER 値について
・ 分析対象集団(b)における ICER 値について
・ 患者割合について
分析枠組みで設定された分析対象集団(a)については、企業分析では効果は劣るが費用削減につなが
る薬剤であることが示された。公的分析の再分析でも、効果が劣るという結果となり、分析ガイドラ
イン上、
「アウトカムが比較対照技術と比べて劣ると判断される場合は、費用対効果の分析は実施しな
い」とされていることより、費用対効果に関する検討は行わなかった。なお、公的分析の参考分析と
では、効果は劣るが費用削減につながる結果となった。
以上の結果について、専門組織で議論が行われ、
再分析の結果、本技術の比較対照技術に対する追加的有用性は負であったものの費用削減につ
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1. 分析枠組み
既存治療で効果不十分な尋常性乾癬 (a)(b)をそれぞれ対象とする。
分析対象集団
(a) 全身療法終了後、既存の生物学的製剤を使用していない患者
(b) 全身療法歴のない患者
(a) イキセキズマブ、リサンキズマブ、ビメキズマブのうち最も安価なもの
比較対照技術名
(評価対象技術:デュークラバシチニブ。ただし、デュークラバシチニブの効果
不十分な場合は上記の生物学的製剤に切り替える。)
(b)アプレミラスト
その他
(該当せず)
2. 分析枠組みに係る専門組織での主な検討事項
(専門組織の見解)
・ 分析枠組みについて妥当と考えられる。
(企業の不服意見)
・ なし
3. 費用対効果評価結果案策定に係る専門組織での主な検討事項
・
企業分析を踏まえ、公的分析が再分析を行った主な点は以下の通りである。なお、公的分析は
分析対象集団(b)のみを分析の対象とした。
・ 分析対象集団(b)における QOL 値の変更について
・ 分析対象集団(b)における BSC の費用の変更について
・ 製造販売業者から提示された主な論点は以下の通りである。
・ QOL 値に関する根拠について
・ 分析対象集団(a)における ICER 値について
・ 分析対象集団(b)における ICER 値について
・ 患者割合について
分析枠組みで設定された分析対象集団(a)については、企業分析では効果は劣るが費用削減につなが
る薬剤であることが示された。公的分析の再分析でも、効果が劣るという結果となり、分析ガイドラ
イン上、
「アウトカムが比較対照技術と比べて劣ると判断される場合は、費用対効果の分析は実施しな
い」とされていることより、費用対効果に関する検討は行わなかった。なお、公的分析の参考分析と
では、効果は劣るが費用削減につながる結果となった。
以上の結果について、専門組織で議論が行われ、
再分析の結果、本技術の比較対照技術に対する追加的有用性は負であったものの費用削減につ
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