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資料1_第4回検討会における主なご意見 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40271.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第5回 5/17)《厚生労働省》
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ばよいのかわかりにくい。地域ごとの違いを評価する軸を作った上で、対策のメニュー
を考えていくのがよい。
⑭ 在宅医療の状況は地域だけではなく、患者の状況・状態によっても変わってくるため、
地域の実状で類型を作るのは難しいのではないか。一方で、全体の枠組みについては、
厚生労働省で考えていただくことは必要。
⑮ 対策については縛りすぎず、現場で工夫できるよう議論していくのがよい。
⑯ 患者に速やかに薬剤を提供するという観点では、都市部よりは医療資源が少ない地方地
域を優先的に考えて議論すべき。夜間だけでなく昼間であっても同じ問題は発生する。
⑰ 医療資源が潤沢な場合であっても、救急外来で在宅医療での医薬品供給にかかる時間と
同程度の時間が必要。
⑱ いろいろな分野で働き方改革が進み、業務量が縛られる中、薬剤師についても働き方を
考えていく必要がある。開業医のアンケートでも過労死レベルで働き過ぎという実状が
あり、業務量を減らしていかないと継続できなくなる。在宅に医薬品を置いておくとい
う観点も考える必要がある。
⑲ 病院では処方内容の標準化を行い、若い医師や当直の医師でも払い出せない医薬品を使
用することは考えにくい。地域でも同様であり、標準的な処方を事前に定めておけば、
当番薬局でも薬剤で困ることは少ない。こうした標準処方を超える特殊な対応が必要な
場合に対応可能な薬局を探す、卸に連絡して緊急配送を依頼するといった形で対応する
のがよいと考える。働き方改革が求められている中では、医師が予見できるかどうかで
分けて議論することが必要ではないか。
⑳ レアケースの一部についてのみの問題を強調されてしまうと、それ以外の意見が反映さ
れなくなってしまう。日常診療の中での課題については関係者すべてが機能するよう考
える必要がある。

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