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資料4-1_予算事業結果概要(青森県薬剤師会提出資料) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40271.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第5回 5/17)《厚生労働省》
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連携結果・連携増加因子










①【医療機関との連携強化】
・高齢の患者さんで、1日2回朝夕食後の薬を朝はヘルパーさんの介入で飲めても、夕
は一人で過ごしているため飲み忘れが多い状態が続いていた、処方元の医療機関へ具体
的な残数や服薬状況を報告したところ、処方内容や用法の見直しを今後検討する旨医療
機関より回答あり。
②【家族等との連携強化】
・こちらから積極的に情報提供を行うことにより、患者さん自身、そのご家族からも感
謝され、様々な情報をより入手しやすくなると同時に、色々な面で頼られる存在にも
なった。残薬について積極的に確認していたところ、今までよりも食事や生活環境等に
ついての質問が増えた。
③【多職種との連携強化】
・最近認知機能の低下を疑う問い合わせがあり。残薬調整時『ちょっと聞きたいことが
ある』『戦争で父親の顔がわからない。8/12に慰霊祭があると思うが・・』と薬と
離れた内容と思われる問いかけを受けた。残薬調整後一包化して投薬した。その後、地
域包括支援センターに連絡し、後日職員が訪問した結果認知症の治療も開始され、介護
認定も進めることができた。
④【他薬局との連携強化】
・ほかの薬局の残薬もあることがわかり、おくすり手帳を確認し処方変更となった。も
う飲んでいない薬を廃棄し、残薬がある旨手帳に記載し他の調剤を実施している薬局へ
連絡した。その結果、飲み忘れがあっても状態が落ち着いていることより現在服用中の
薬も減量することができた。

連携増加の因子

情報提供・受取の関係
2.00

他薬局への情報提供が増加

10.33

5.10
連携を行う相手が増加した

15.40

2.98
患者・家族へのフォローアップが増加

9.17

2.96
連携を行う頻度の増加

9.38

⑤【QOLの向上】
・透析患者からの生き甲斐相談あり。辛い腹膜透析の生活から、趣味のギターを弾いて
その動画をYouTubeにアップする明るい生活へ導くことができた。
0.95

・副作用(抗生物質での血便)の相談があり。処方医へ連絡するとともに検診を受けて
いないことを聞き取り受けるよう勧めた。その後検診を受けた結果、大腸がんの早期発
見へとつながった。


⑥【医療機関・多職種と連携強化】
・1日1回朝食後の服用薬を認知症患者が服薬できず。用法の変更を医師に相談し、昼
食後に用法変更となった。その後、通所介護事業所にいるヘルパーと連携しデイサービ
ス利用時に一包化した薬を昼食後に服用させることができた。

変化は無い

4.56
0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.0012.0014.0016.0018.0020.00

受け取った数

情報提供を行った数

7