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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度1月 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2024/01/dl/202401.pdf
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度1月(5/31)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System)

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和5年度1月号
○ 概要
(1) 令和5年度1月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 6,790 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+6.5%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,490
円(伸び率▲1.7%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 1,821 億円(伸び率+7.2%)、薬剤料が 4,956 億円
(伸び率+6.3%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 954 億円(伸び率+2.6%)であった。
(→P.4,5)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,448 円(伸び率▲2.7%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.81 種類(伸び率+0.0%)、26.6 日(伸び率▲3.2%)、
73 円(伸び率+0.5%)であった。(→P.8,9)

(2)

内服薬の薬剤料 3,898 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+203 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 717 億
円(伸び幅+52 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 62 化学療法剤の+85 億円(総
額 335 億円)であった。(→P.13~19)

(3)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

3,898 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+203 億円)

医薬品(717 億円)

(548 億円)

(525 億円)

0 歳以上

17.7 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(+0.7 億円)

(5.3 億円)

(2.7 億円)

(2.3 億円)

5 歳以上

99.7 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

62 化学療法剤

15 歳未満

(+17.7 億円)

(31.4 億円)

(26.6 億円)

(11.3 億円)

15 歳以上

1,483 億円

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

62 化学療法剤

65 歳未満

(+124 億円)

医薬品(272 億円)

(268 億円)

(171 億円)

65 歳以上

821 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(▲14 億円)

医薬品(183 億円)

(142 億円)

(132 億円)

1,477 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+75 億円)

医薬品(255 億円)

(248 億円)

(194 億円)

全年齢

75 歳以上

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,490 円(伸び率▲
1.7%)で、最も高かったのは北海道(11,502 円(伸び率▲0.9%))、最も低かったの
は佐賀県(8,083 円(伸び率▲2.8%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは沖縄県(伸び率+2.1%)、最も低かったのは福井
県(伸び率▲4.1%)であった。(→P.31~32)

(4)