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【資料２－２】エイズ予防指針改定についての提言 (2 ページ)
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| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40400.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会（第7回 6／18）《厚生労働省》 |
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⑥ 性行動が開始される前から、性的指向と性自認の多様性を肯定的に学ぶ機会 11)と同時に HIV を含む
性感染症の感染予防対策を学校保健教育において行う必要があると考えられ関係省庁との連携が必
要。
⑦ 国および自治体がエイズ対策の実施状況を共有できる会議 12)の定期開催および近隣自治体間での情
報共有や連携 13)が望まれる。厚労科研等の研究成果について HIV 陽性者やコミュニティーも参加で
きる報告会 14)が必要。
⑧ コロナ禍で減少した HIV 検査数 15)回復のため、保健所検査の拡充に加え、一般診療所検査 16)や郵送
検査 17)の活用など多様な選択肢を増やす必要がある。また、検査受検率向上のためにも差別への対策
が不可欠である 18)。
⑨ 免疫力の検査値が一見正常であっても感染時点から悪性腫瘍発生をはじめとする免疫機能障害は緩
やかに進行しており 19）、診断後早期からの治療開始は HIV 陽性者の予後を改善する 19)20)とともに、
二次感染防止の観点からも重要である 21)。早期治療開始を臨床的に要するが、免疫機能障害認定基準
に該当しない患者 23)24)では、一時的に高額医療制度を適用しても経済的理由で治療継続が困難な例が
あり、妊婦での治療中断例や AIDS 発症での再診事例があり、国および都道府県はかかる症例での救
済処置の検討をされたい。
1)大北全俊ほか Undetectable=Untransmittable (U=U)とは何か：
「ゼロ」の論理について 日本エイズ
学会雑誌 22:19-27, 2020
2)AVAC PrEP initiations by country worldwide. https://avac.org/resource/infographic/prepinitiations-by-country-worldwide/
3)Daisuke Mizushimaほか
A four-year observation of HIV and sexually transmitted infections
among men who have sex with men before and during pre-exposure prophylaxis in Tokyo.
J
Infect Chemother 2022;28(6):762-766.
4)Yamamoto Nほか
Evaluating the cost-effectiveness of a pre-exposure prophylaxis program
for HIV prevention for men who have sex with men in Japan.
Sci Rep.2022 Feb 23;12(1):3088. PrEPの費用対効果は正規のTDF/FTCでも長期的に費用対効果がある
5) UNAIDS POLICY BRIEF: The Greater Involvement of People Living with HIV (GIPA)
https://data.unaids.org/.../jc1299_policy_brief_gipa.pdf
6) 感 染 症 発 生 動 向 調 査 で 届 け 出 ら れ た 梅 毒 の 概 要 （ 2023 年 7 月 5 日 現 在 ）
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/syphilis/2023q2/syphilis2023q2.pdf
7)Stangl AL, Pliakas T, Izazola-Licea JA, Ayala G, Beattie TS, et al. (2022) Removing
the societal and legal impediments to the HIV response: An evidence-based framework for
2025 and beyond. PLOS ONE 17(2):
e0264249. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0264249 https://journals.plos.org/plosone
/article?id=10.1371/journal.pone.0264249
8) UNAIDS 人権ファクトシートシリーズ 2021
https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet053.html
9) Yijing Wang, Junko Tanumaほか Elimination of HIV transmission in Japanese MSM with
⑥ 性行動が開始される前から、性的指向と性自認の多様性を肯定的に学ぶ機会 11)と同時に HIV を含む
性感染症の感染予防対策を学校保健教育において行う必要があると考えられ関係省庁との連携が必
要。
⑦ 国および自治体がエイズ対策の実施状況を共有できる会議 12)の定期開催および近隣自治体間での情
報共有や連携 13)が望まれる。厚労科研等の研究成果について HIV 陽性者やコミュニティーも参加で
きる報告会 14)が必要。
⑧ コロナ禍で減少した HIV 検査数 15)回復のため、保健所検査の拡充に加え、一般診療所検査 16)や郵送
検査 17)の活用など多様な選択肢を増やす必要がある。また、検査受検率向上のためにも差別への対策
が不可欠である 18)。
⑨ 免疫力の検査値が一見正常であっても感染時点から悪性腫瘍発生をはじめとする免疫機能障害は緩
やかに進行しており 19）、診断後早期からの治療開始は HIV 陽性者の予後を改善する 19)20)とともに、
二次感染防止の観点からも重要である 21)。早期治療開始を臨床的に要するが、免疫機能障害認定基準
に該当しない患者 23)24)では、一時的に高額医療制度を適用しても経済的理由で治療継続が困難な例が
あり、妊婦での治療中断例や AIDS 発症での再診事例があり、国および都道府県はかかる症例での救
済処置の検討をされたい。
1)大北全俊ほか Undetectable=Untransmittable (U=U)とは何か：
「ゼロ」の論理について 日本エイズ
学会雑誌 22:19-27, 2020
2)AVAC PrEP initiations by country worldwide. https://avac.org/resource/infographic/prepinitiations-by-country-worldwide/
3)Daisuke Mizushimaほか
A four-year observation of HIV and sexually transmitted infections
among men who have sex with men before and during pre-exposure prophylaxis in Tokyo.
J
Infect Chemother 2022;28(6):762-766.
4)Yamamoto Nほか
Evaluating the cost-effectiveness of a pre-exposure prophylaxis program
for HIV prevention for men who have sex with men in Japan.
Sci Rep.2022 Feb 23;12(1):3088. PrEPの費用対効果は正規のTDF/FTCでも長期的に費用対効果がある
5) UNAIDS POLICY BRIEF: The Greater Involvement of People Living with HIV (GIPA)
https://data.unaids.org/.../jc1299_policy_brief_gipa.pdf
6) 感 染 症 発 生 動 向 調 査 で 届 け 出 ら れ た 梅 毒 の 概 要 （ 2023 年 7 月 5 日 現 在 ）
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/syphilis/2023q2/syphilis2023q2.pdf
7)Stangl AL, Pliakas T, Izazola-Licea JA, Ayala G, Beattie TS, et al. (2022) Removing
the societal and legal impediments to the HIV response: An evidence-based framework for
2025 and beyond. PLOS ONE 17(2):
e0264249. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0264249 https://journals.plos.org/plosone
/article?id=10.1371/journal.pone.0264249
8) UNAIDS 人権ファクトシートシリーズ 2021
https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet053.html
9) Yijing Wang, Junko Tanumaほか Elimination of HIV transmission in Japanese MSM with