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【参考資料6】GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用について(医薬品・医療機器等安全性情報 No.406) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41120.html |
出典情報 | 医薬品等行政評価・監視委員会(第16回 7/4)《厚生労働省》 |
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ジに掲載しています。
また, 医薬品の副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に, 医療費や年
金などの給付を行う公的な制度として, 「医楽品副作用被害救済制度] がありますが, 当該救済制度の
救済対象は, 医薬品の副作用のうち, 医薬品を適正な使用目的に従い, 適正に使用された場合に生じた
健康被害に限らちられます。このため, GLP-1受容体作動薬を添付文書等に記載の使用対象者でないにもか
かわらず, 適応外の美容・痩身・ダイエット等の目的で使用して, 重篤な健康被害が生じたとしても,
適正に使用したと認められず, この制度の救済給付を受けられない可能性が非常に高いため, ご注意く
ださい。
3. 在庫家人迫に伴う協力依頼について
GLP-1受容体作動薬について, 供給を上回る需要が増加している影響により一部の製剤において限定
出荷が生じており, 令和5年11月に, 厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課より事務連絡を
発出し, GLP-1受容体作動薬が安定的に供給きれるまでの間の対応として, 医療機関や楽局等に協力を
呼び掛けています。 同年7 月にも同様の事務連絡をしたところですが, 一部の医療機関において 2型精
尿病患者の治療以外 (主に美容・痩身目的) に使用されている実態があることから, 改めて医療機関,
楽局及び医薬品卸売販売業者に対して, 対応をお願いしているものです。
1. 医療機関及び薬局は, GLP-1受容体作動薬について, 返品が生じないよう, 買い込みは厳に控え
ていただき, 当面の必要量に見合う量のみの購入をお願いします。
2. 医療機関及び薬局は, GLP-1受容体作動薬について, これを真に必要とする 2型糖尿病の患者へ
の供給が消ることのないよう, 適正使用に努めていただくようお願いします。
3. 医薬品外売販売業者は, 上記の趣旨を理解いただいた上で, 医療機関及び薬局から注文を受けた
際には, 薬事承認を得た範囲での治療を目的としたものであるかどうかを確認し, 薬事承認範囲外
の治療目的による使用であることが明らかな場合には納入をしないなど, 糖尿病治療を行っている
医療機関及び薬局へのGLP-1受容体作動薬の供給をお願いします。
4. 美容医療に関する消費者向け注意喚起について
厚生労働省と消費者庁が共同して, 消費者トラブルの未然防止のため, インフォームド・コンセント
に関する説明用資材として「美容医療を受ける前にもう一度] を作成しています。 患者がインフォーム
ド・コンセントに関する説明用資材等を活用し, 医療従事者等に追加の説明を求める等の対応が促進き
れるよう, 地域住民への周知に努めているところです。
また, 医療に関する広告については, 愚者等の利用者保護の観点から, 広告可能事項以外の国内未承
認や適応外の医楽品等を用いた自由診療に関する広告は原則禁止されています。 一定の条件を満たし,
広告可能な場合であっても, 例えば,
・一般人が広告内容から認識する「印象]や|期待感」と実際の内容との間に相違があると言えるもの,
医薬品・医療機器等安全性情報 No.406 ー7ー 2023年12月
ジに掲載しています。
また, 医薬品の副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に, 医療費や年
金などの給付を行う公的な制度として, 「医楽品副作用被害救済制度] がありますが, 当該救済制度の
救済対象は, 医薬品の副作用のうち, 医薬品を適正な使用目的に従い, 適正に使用された場合に生じた
健康被害に限らちられます。このため, GLP-1受容体作動薬を添付文書等に記載の使用対象者でないにもか
かわらず, 適応外の美容・痩身・ダイエット等の目的で使用して, 重篤な健康被害が生じたとしても,
適正に使用したと認められず, この制度の救済給付を受けられない可能性が非常に高いため, ご注意く
ださい。
3. 在庫家人迫に伴う協力依頼について
GLP-1受容体作動薬について, 供給を上回る需要が増加している影響により一部の製剤において限定
出荷が生じており, 令和5年11月に, 厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課より事務連絡を
発出し, GLP-1受容体作動薬が安定的に供給きれるまでの間の対応として, 医療機関や楽局等に協力を
呼び掛けています。 同年7 月にも同様の事務連絡をしたところですが, 一部の医療機関において 2型精
尿病患者の治療以外 (主に美容・痩身目的) に使用されている実態があることから, 改めて医療機関,
楽局及び医薬品卸売販売業者に対して, 対応をお願いしているものです。
1. 医療機関及び薬局は, GLP-1受容体作動薬について, 返品が生じないよう, 買い込みは厳に控え
ていただき, 当面の必要量に見合う量のみの購入をお願いします。
2. 医療機関及び薬局は, GLP-1受容体作動薬について, これを真に必要とする 2型糖尿病の患者へ
の供給が消ることのないよう, 適正使用に努めていただくようお願いします。
3. 医薬品外売販売業者は, 上記の趣旨を理解いただいた上で, 医療機関及び薬局から注文を受けた
際には, 薬事承認を得た範囲での治療を目的としたものであるかどうかを確認し, 薬事承認範囲外
の治療目的による使用であることが明らかな場合には納入をしないなど, 糖尿病治療を行っている
医療機関及び薬局へのGLP-1受容体作動薬の供給をお願いします。
4. 美容医療に関する消費者向け注意喚起について
厚生労働省と消費者庁が共同して, 消費者トラブルの未然防止のため, インフォームド・コンセント
に関する説明用資材として「美容医療を受ける前にもう一度] を作成しています。 患者がインフォーム
ド・コンセントに関する説明用資材等を活用し, 医療従事者等に追加の説明を求める等の対応が促進き
れるよう, 地域住民への周知に努めているところです。
また, 医療に関する広告については, 愚者等の利用者保護の観点から, 広告可能事項以外の国内未承
認や適応外の医楽品等を用いた自由診療に関する広告は原則禁止されています。 一定の条件を満たし,
広告可能な場合であっても, 例えば,
・一般人が広告内容から認識する「印象]や|期待感」と実際の内容との間に相違があると言えるもの,
医薬品・医療機器等安全性情報 No.406 ー7ー 2023年12月