新型インフルエンザ等対策政府行動計画改定 各論のポイント①
○ 改定にあたり、旧６項目から新１３項目へと各論の項目を拡充
○ 全ての項目に関して、新型コロナウイルス感染症対応で得られた知見等を踏まえ、記載を充実
新規項目
記載項目
⑤水際

現計画
(4)予防・
まん延防止

(4)予防・
⑦ワクチン まん延防止

⑨治療薬
・治療法
⑩検査

(5)医療

(5)医療

⑪保健

(5)医療

⑫物資

(6)国民生活
・国民経済

新計画

一定の記載

対応策を具体的にきめ細かく記載

✓検疫強化
✓航空機等の運航制限の要請
✓国内発生以降の水際対策

✓ 病原体の性状等を踏まえ、対策の有効性、実行可能性、国民生活及び社会経済活動に与える影響等
を総合的に勘案し､水際対策を決定
✓ 状況の進展に応じ､対策の縮小・中止等の見直しを実施

新型インフルエンザ
のみを念頭

新型インフルエンザ以外も念頭に記載を充実

✓プレパンデミックワクチンの
備蓄、予防接種体制

新型インフルエンザ
のみを念頭

✓ 抗インフルエンザウイルス薬の
備蓄、使用

ほぼ記載なし

一定の記載
一定の記載

✓ 物資の備蓄、運送、売渡し要請

✓ 平時からの研究開発、薬事承認、製造、供給等の一連の取組を記載
✓ 準備期から国、都道府県、市町村、医療機関等が連携して接種体制の準備を進める
✓予防接種事務のデジタル化を始めとするDXの推進

新型インフルエンザ以外も念頭に記載を充実
✓ 平時からの研究開発、薬事承認、製造、供給等の一連の取組を記載

新たに記載

✓ 協定締結により、有事に必要となる検査体制を平時より整備
✓ PCR検査や抗原定性検査等につき、研究開発、薬事承認、製造、供給等の一連の取組を記載
✓ 各検査の特徴や国民生活・経済への影響も踏まえた検査方針を平時から整理し、有事に対応

新たに記載

✓ 都道府県等が行う相談対応、検査、積極的疫学調査、入院調整、自宅・宿泊療養の調整、
健康観察・生活支援等の業務について、平時からの保健所や地方衛生研究所等の体制整備を含めて記載
✓ 保健所業務ひっ迫時の支援体制、病原体の性状、感染状況に応じた体制の見直しについて記載

対応策を具体的にきめ細かく記載

✓ 準備期において、関係機関における必要な医療機器や個人防護具を備蓄・配置し、
備蓄・配置・需給状況を定期的に確認
✓ 初動～対応期において、流通調整や生産要請を適切に実施し、必要な物資を確保

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