新型インフルエンザ等対策政府行動計画改定 各論のポイント②
以前からあった項目
記載項目
①実施体制

現計画
(1)実施体制

一定の記載

新計画
国による総合調整の強化を記載

✓ 内閣感染症危機管理統括庁、JIHSの設置
✓ 国・都道府県による必要に応じた総合調整や指示を明記
✓ 国からの財政上の措置や地方債の発行による財源の確保

項目を２つに分け、各々記載を充実
②情報収集・分析 (2)サーベイラ
③サーベイランス ンス・情報収集

④情報提供・共有
リスコミ

(3)情報提供
・共有

一定の記載

一定の記載

✓ DXを活用した、迅速な情報収集による施策への反映について記載
✓ 感染症に関するデータを体系的・包括的に収集、分析、解釈し、政策上の意思決定及び実務上の判断に
活用可能な情報として提供する「感染症インテリジェンス」の概念を明確化して記載
✓ 状況に応じたサーベイランスの切替え（全数把握から定点把握への移行等）を明記

項目名に、リスクコミュニケーションを追加
✓ 可能な限り双方向のコミュニケーションに基づくリスコミを行うことを記載
✓ 偏見・差別、偽・誤情報への対応を明記

記載を充実
⑥まん延防止

(4)予防・
まん延防止

⑧医療

(5)医療

⑬国民生活
・国民経済

(6)国民生活
・国民経済

一定の記載

一定の記載

一定の記載

✓ 準備期において、対策実施時に考慮する指標やデータ等の検討を行う旨を記載
✓ 感染症の特徴に基づき、具体的な感染拡大防止策（外出自粛要請、休業要請等）を緩和を含め機動的に適用する
ことを明記
✓ 対策の効果と国民生活・社会経済活動への影響を総合的に勘案し、必要に応じて、強度の高いまん延防止対策
（まん延防止等重点措置・緊急事態措置等）の実施の検討、実施地域・期間・業態等の判断を行う旨を明記

記載を充実

✓ 平時における都道府県と医療機関との間の協定締結により、有事における医療提供体制を整備する旨を記載
✓ DXの推進（医療機関等情報支援システム（G-MIS）による状況把握、電子カルテ情報の標準化等）を明記

記載を充実

✓ 国民の心身への影響に関する対応（自殺、メンタルヘルス、孤独・孤立、高齢者のフレイル、
こどもの発達・発育）や事業者に対する支援等を記載

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