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資料1_第6回検討会における主なご意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41490.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第7回 7/19)《厚生労働省》
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いることから、こうした課題も併せて議論していただきたい。
2. 地域連携薬局は、医療機関との情報連携、入退院時や在宅対応の連携など、住民という
よりは患者を中心としたものとした制度であることを理解する必要がある。
3. 「無菌製剤処理」について、
「自薬局又は連携先の薬局で実施」ということで、連携先の
薬局で実施するのは、緊急時や夜間、日曜・祝日に(無菌製剤処理した)麻薬を迅速に
払い出せるのか課題が大きい。もちろん、スペースの問題やいろんな問題で地域連携薬
局の基本的な機能にするのは非常に難しいと思うが、今後、在宅が進む中で必ず出てく
る課題であり、問題が出る前に地域で体制整備をしておく必要があると考える。
4. 地域連携薬局において、麻薬の備蓄数や時間外対応、在宅対応の患者数からみた勤務薬
剤師数が十分でない場合があり、地域の実状に応じた対応ができることについて努力義
務のような規定があった方がよいのではないか。
5. 医療機関との情報共有について、調剤とか服薬指導のレベルもあるが、このようなレベ
ルの役割は「個々の薬局に必要な機能」に含まれているのではないか。
6. 地域連携薬局と名乗る以上は、普通の薬局における調剤や服薬指導のレベルを越えてよ
り一歩医療機関に近づき情報連携して患者の薬物治療を見るような高い機能が備わって
いてほしいと思うので、図中でもわかるように示していただきたい。
7. 地域ごと(一次医療圏)に、地域連携薬局以外に、特に必須となる機能を補うような薬
局の配置といった対応が薬局機能の維持に関して必要。また、要求した機能について、
実効性確保や対策強化が必要。
8. 地域における薬局機能を発揮させるに当たり薬局同士の連携が重要であり強調すべき。
9. 個々の患者について、退院時のカンファレンス等への参加、医療機関への情報提供を含
めて地域連携薬局で実施するのであれば、地域連携薬局が中心となって薬局間連携、医
療機関連携によりポリファーマシー対策を進めていくべき。
10.地域連携薬局がハブとなって地域の医療機関、薬局と連携するのであれば、その役割を
担うために適切な地域連携薬局の数を考える必要がある。
3.健康サポート薬局の役割・機能について
1. 健康サポート薬局について、全ての薬局がかかりつけ薬局を目指す中で、かかりつけ薬
局としては薬の一元管理、24 時間対応、在宅対応、他の医療機関との連携ということが
位置づけられたことで、地域連携薬局との重なりが相当出てきているのではないか。
2. 健康サポート薬局の特徴は健康サポート機能であるが、健康サポート薬局であることや
その役割のアピールをあまりしてこなかったことで、患者や市民に知られず、広がって
いっていない現状があるため、健康サポート機能を見えるようにすることで、健康サポ
ート薬局が本来の役割を果たせるようになるのではないか。そのためにも、健康サポー
ト機能を果たしているのかを確認するようなシステムが必要と考える。
3. 健康サポート薬局については、行政の立ち入り検査等において基準を満たしているかど
うか確認がなされており、チェック機能はあると考えている。
4. 行政側からも地域にある健康サポート薬局を有効に活用する取組が必要。
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