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2024年改定の影響予測調査報告書 (27 ページ)

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出典情報 2024年改定の影響予測調査報告書(7/16)《日本保険薬局協会》
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改定に係る意見①
(N=31社)
地域支援体制加算(15件)
• これまで頑張ってきた薬局の評価として、地域支援体制加算が位置付けられていたと認識していたが、点数の引
下げは残念だ。結果的に、これまで地域支援体制加算に取り組めていなかった薬局については、医療DX推進体
制整備加算および連携強化加算を算定出来ればプラス改定となる。これまで頑張ってきた薬局に対して評価され
る点数体系になっていればよかったと思う。
• 地域支援体制加算の要件に、健康サポート薬局に求められてきたOTC48薬効の備蓄・販売体制の要件が入っ
たが、48薬効の中で、現状の健康サポート薬局ですら販売実績ゼロの薬効も多く、一律に備蓄を求めることが、ゆ
くゆくは医薬品の廃棄につながることが容易に想像できるため、そういった点は配慮をしてほしかった。
• 地域支援体制加算の実績要件において、小児特定加算のようなニッチな項目(算定実績が著しく少ない)を設
定するのは止めていただきたい。夜間休日(各地域によって需要は異なる)、麻薬の実績等も含めて努力でどう
にかなるものではない項目を含めているのはいかがなものか。
• 地域支援体制加算の要件が拡充されていく中で、地域連携薬局、健康サポート薬局との区別が一層つかなくなっ
ている。患者や住民、多職種に対してこういった薬局の機能の標榜や周知が求められる中で、現行の加算や評価
制度は、名称も要件も類似している部分が多く、国民目線で分かりやすいよう整理もしくは明確な区別が必要。
薬局情報の公表(13件)
• 薬剤師会への報告を通じた薬局情報の公表といった加算要件は課題が多い。非会員への高額な掲載費(6万円
~10万円/年)、掲載の更新がタイムリーにされない、ネットで「地域名、夜間、時間外、薬局」などの検索キーワー
ドを入れても出てこない(意味をなしていない)。であれば、行政が薬局機能情報で一元管理されている機能を今
回の周知に活用してもらいたい。
• 地域支援体制加算、連携強化加算、在宅薬学総合体制加算の施設基準に、夜間休日の対応の周知が盛り
込まれ、薬剤師会への根拠が不明確な支払いが発生することとなった。薬局機能情報などすでにある仕組みの中
で情報を集約させる方が、薬局・国民双方にメリットがあると感じられる。夜間休日の対応リストの登録や、第二種
協定指定医療機関の指定など、手続きが間に合わない事例も散見されており、十分な制度設計の上で改定をお
願いしたい。
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