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資料2 MCMの利用可能性確保の考え方に関する研究報告 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41534.html
出典情報 厚生科学審議会 危機対応医薬品等に関する小委員会(第4回 7/24)《厚生労働省》
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備蓄候補薬剤の適性評価
備蓄候補薬剤の“備蓄適性”を評価する
⚫ 複数項目により複合的に“備蓄適性評価”を行う
⚫ 薬理的側面ではなく、 “剤形・用法的側面”から備蓄適性を評価
薬剤剤形性能項目




保存期間

評価内容


添付文章等で推奨されている保存期間を参照



投与時の性状(生理食塩水に溶解後、等)よりもShipping時の薬
剤性状



箱保存、バイアル保存など、パッケージングの形状も考慮

薬剤性状

備蓄適性が“ある”と判断する際の基準


保存期間は長いことが望ましい



Powderなど、液体ではない方が望ましい(破損な
どの管理リスクを避ける)



箱の方が貯蔵庫内での整理整頓の手間が軽減され
るが、場所を取る等のリスクもあり、貯蔵施設ごとで
検討が必要(保存温度にも依存する)



保存温度



Shipping時、備蓄時の保管温度



室温に近い方が望ましい(ディープフリーザーの保
安・障害リスクを避ける)



投与回数



1クールの治療に要する投与回数と使用量



少ない方が望ましい



投与方法



注射、経口等



経口>注射、あるいは筋注>静注



なるべく簡易な投与方法が望ましい

(出典)令和5年度厚生労働行政推進調査事業費補助金. 感染症危機対応医薬品等(MCM)の利用可能性確保の方針検討に資する研究(研究代表者:田辺正樹)(23HA2012)

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