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【資料2-1~2】アダパレン[924KB] (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41758.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第28回 7/26)《厚生労働省》
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23. 主要文献

16.2 吸収
ラット5)及びイヌ6)に14C標識体を単回塗布時の血中放射能濃度は1ng
eq/mL以下であった。正常皮膚群と損傷(擦過)皮膚群のラットで吸
収に差は認められなかった5)。ラットに21日間反復塗布時、雄では投
与8日目、雌では投与13日目までに定常状態に達した7)。
16.3 分布
ラットに14C標識体を単回塗布後の皮膚組織内放射能分布は角質層で
最高レベルであり、次に毛包周囲の表皮層に検出された。真皮及び
皮下組織への分布は認められなかった 8)。ラットに 14C標識体を単回
塗布後の組織内放射能濃度は、投与部位皮膚、非投与部位皮膚及び
消化管を除き、ほとんどの組織、測定時点において検出限界未満で
あった9)。ラットに14C標識体を21日間反復塗布した時、投与部位及
び非投与部位の皮膚、消化管並びに副腎(特に皮質部)で雌雄とも高
く、雌では胸腺及び卵巣でも高かった。投与後、大部分の組織では
放射能は時間と共に減少したが、卵巣と胸腺における減少は緩徐で
あった9)。
16.4 代謝
アダパレンは、ラットの皮膚では代謝されなかった8)。
16.5 排泄
マウス10)、ラット11)、ウサギ12)、イヌ6)に14C標識体の塗布後、放射能
の大部分が糞中排泄により消失した。ラットにおいて腸肝循環が認
められた13)。

17. 臨床成績

17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内第Ⅲ相臨床試験
尋常性ざ瘡患者を対象に1日1回就寝前に患部を洗浄後顔面全体に12
週間塗布した基剤対照評価者盲検比較試験(本剤群:100例、基剤
群 : 1 0 0 例 )に お い て 、 総 皮 疹 数 の 減 少 率( 中 央 値 )は 、 基 剤 群
( 3 6 . 9 % )に 比 較 し て 本 剤 群( 6 3 . 2 % )で 有 意 に 優 れ て い た
(p<0.0001)14)。
副作用発現頻度は本剤群で56.0%(56/100例)であった。副作用は皮
膚乾燥37.0%(37/100例)、皮膚剥脱18.0%(18/100例)、皮膚不快感
16.0%(16/100例)、紅斑8.0%(8/100例)、そう痒症5.0%(5/100例)、
皮膚刺激4.0%(4/100例)であった15)。
17.1.2 国内第Ⅲ相臨床試験
尋常性ざ瘡患者444例を対象に本剤を1日1回就寝前洗顔後に適量を顔
面全体に最長12ヵ月間塗布した長期安全性試験16)において、皮疹数
(総皮疹、非炎症性皮疹及び炎症性皮疹)の減少率(中央値)は、それ
ぞれ77.8%、83.3%及び73.3%であった。
副作用発現頻度は84.0%(373/444例)であった。主な副作用は皮膚乾
燥60.4%(268/444例)、皮膚不快感54.7%(243/444例)であった。

18. 薬効薬理

1)社内資料:単回貼布及び光貼布試験(2008年7月16日承認、
CTD2.7.6.1)
[11111111-7633]
2)社内資料:薬物動態及び皮膚安全性試験(2008年7月16日承認、
CTD2.7.6.3)
[11111111-7634]
3)川島眞ら:皮膚の科学 2007; 6: 494-503[11111112-3469]
4)社内資料:トレチノインゲル比較試験(海外)
(2008年7月16日承認、
CTD2.7.6.12)
[11111111-7635]
5)社内資料:ラット単回塗布による吸収(2008年7月16日承認、
CTD2.6.4.3.2.2.1)
[11111111-7636]
6)社内資料:イヌ単回塗布による吸収及び排泄(2008年7月16日承認、
CTD2.6.4.3.2.4.1)
[11111111-7637]
7)社内資料:ラット反復塗布による血漿中濃度(2008年7月16日承認、
CTD2.6.4.3.2.2.2)
[11111111-7638]
8)社内資料:ラット皮膚への分布及び代謝(2008年7月16日承認、
CTD2.6.4.4.1、2.6.4.5.1.2)
[11111111-7639]
9)社内資料:ラット単回及び反復塗布による組織分布(2008年7月16
日承認、CTD2.6.4.4.2.1.1)
[11111111-7640]
10)社内資料:マウス単回塗布による排泄(2008年7月16日承認、
CTD2.6.4.6.1.1.1)
[11111111-7644]
11)社内資料:ラット単回塗布による排泄(2008年7月16日承認、
CTD2.6.4.6.1.2.1)
[11111111-7645]
12)社内資料:ウサギ反復塗布による排泄(2008年7月16日承認、
CTD2.6.4.6.1.3.1)
[11111111-7646]
13)社内資料:ラット腸肝循環(2008年7月16日承認、
CTD2.6.4.6.1.2.4)
[11111111-7647]
14)Kawashima M., et al.:J. Dermatol. Sci. 2008; 49: 241-248
[11111112-3470]
15)社内資料:国内第Ⅲ相臨床試験(2008年7月16日承認、
CTD2.7.6.5)
[20220627-1001]
16)社内資料:国内第Ⅲ相臨床試験(長期投与試験)
(2008年7月16日承
認、CTD2.7.6.6)
[20220627-1002]
17)社内資料:細胞核内レチノイン酸受容体結合(2008年7月16日承認、
CTD2.6.2.2.1.1)
[11111111-7648]
18)社内資料:RARサブタイプ別遺伝子転写促進化活性(2008年7月16
日承認、CTD2.6.2.2.1.2)
[11111111-7649]
19)社内資料:表皮トランスグルタミナーゼ発現(2008年7月16日承認、
CTD2.6.2.2.2)
[11111111-7651]

24. 文献請求先及び問い合わせ先

マルホ株式会社
製品情報センター
〒531-0071 大阪市北区中津1-11-1
TEL:0120-12-2834

26. 製造販売業者等

18.1 作用機序
アダパレンはレチノイン酸受容体に結合し、遺伝子転写促進化を誘
導することによりレチノイド様作用を示す17)、18)。
18.2 角化細胞分化抑制作用
アダパレンは表皮角化細胞の分化を抑制した19)
(in vitro )。

26.1 製造販売(輸入)

26.2 提携

19. 有効成分に関する理化学的知見

‌

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‌

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一般的名称:アダパレン(Adapalene)
(JAN)
化 学 名:6-[4-Methoxy-3-(tricyclo[3.3.1.13,7]dec-1-yl)phenyl]
naphthalene-2-carboxylic acid
分 子 式:C28H28O3
分 子 量:412.52

状:白色~微黄白色の粉末である。
テトラヒドロフランにやや溶けにくく、水又はエタ
ノール(99.5)にほとんど溶けない。
化学構造式:

20. 取扱い上の注意

凍結をさせないこと。
®:ディフェリンは登録商標です。

22. 包装

チューブ:15g×10

16 / 86
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B01
0000244006