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国立大学病院長会議 緊急記者会見 会見資料 (4 ページ)

公開元URL http://nuh-forum.umin.jp/report/kaigi/240726.html
出典情報 国立大学病院長会議 緊急記者会見(7/26)《国立大学病院長会議》
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増収減益傾向の結果、経常損益はついに赤字


令和5年度の経常損益額は▲60億円(法人化後国立大学病院初の赤字)(コロナ補助金や診療報酬特例等の支援を含む)



要因は令和5年度途中のコロナ補助金の廃止に加えて、働き方改革への対応による人件費の増加と医療費の増加と物価高騰の影響



令和6年度の診療報酬改定の増加額は人件費に充当するため赤字幅はさらに増加する事を予測
15,657

800(億円)
700

5.4%

600

4.1%

増収したが減益

3.7%

500

令和6年度以降

400

2.6%
2.2%

300
200

令和5年度の経常収益は
平成22年度と比較して
約1.5倍

2.3%

446

1.5%
460

408
296

100

194

314

267

296



722

1.8%

1.6%

557

10,369

2.5%

244

386

▲ 60

215

±0
▲1.0%
▲ 100

経常損益
H22

H23

H24

H25

経常利益率
H26

H27

H28

出典:財務諸表(病院セグメント情報) 国立大学病院長会議調べ
※統計数値を確認可能な平成22年度以降において、国立大学病院初めての赤字

▲2.3% ▲1.0%

経常収益
H29

H30

診療報酬改定の増加額は
人件費の増額に充当

大学病院としての
事業継続の危機

▲2.8%

R1

R2

R3

R4

R5

4